パーマセルテープ(シュアーテープ)、mt foto、mtマスキングテープを比較してみた。それぞれ特徴があるぞ!
パーマセルテープ
・Shurtape社製
・撮影補助材へのテーピング目張り、絶縁用に最適です
・特殊な高級ノリの使用で従来のテープとは異なり、剥がしても「ノリ跡」が残りません
・黒は遮光性に優れ、白は文字が書き込めて便利です
撮影現場で様々に使えるテープです。貼ったり剥がしたりが容易で、糊残りがなく、貼った面を傷めず、熱にも強いから照明器具にも使え、紙テープだからハサミが無くても好きな長さに切れるという万能テープで、持っているといろいろと頼りになるアイテムです。最近ではシュアーテープと呼ばれるそうですが、昔ながらのパーマセルテープという呼び方のほうがまだまだ一般的のようですね。
テープのこと:プロなら知ってる、パーマセル(シュアーテープ) | 使える機材 Blog!
万能!撮影現場で使われる魔法の紙テープ、パーマセルテープ・シュアーテープが凄く便利過ぎて困る | ガジェット通信 GetNews
実は小生、今までパーマセルテープを持っていなかったのですが、いろいろと便利そうなので今回思い切って購入することにしました。パーマセルテープはアメリカのShurtape社製なのですが、調べているとmtブランドのマスキングテープで知られるカモ井加工紙株式会社からも、mt fotoシリーズで同様のテープが販売されていることを知りました。そして、ベーシックなmtシリーズのマスキングテープにもマットブラックタイプがあり、パーマセルテープと同じような用途でも使えそうです。パーマセルテープはアメリカ製ですが、カモ井加工紙株式会社のテープは、mt fotoはもちろん最廉価のmtシリーズもmade in japanなのです。日本企業は応援したいですよね!ってことで、パーマセルテープ、mt foto、mtマスキングテープを同時に購入して、比較してみることにしました。
3つの製品をパッケージのまま並べてみました。右がパーマセルテープ、左上がmt foto、左下がmtマスキングテープ(マットブラック)です。パーマセルテープはビニールの袋に入っています。プロの必需品という文字に萌えますね。その他の2つのパッケージは非常にシンプルです。
パッケージ裏面。mt fotoは表も裏もないのでバーコード面が見えるように配置してみました。mt fotoのロゴの下には、for professional useと書かれていて萌えます。ちなみにmt fotoはブラックではなくグレーを購入しています。
パッケージから取り出して並べてみました。それぞれのスペックと定価、購入価格はこんな感じ。
・パーマセルテープ 幅25mm 長さ54m 定価1,620円(税抜) 購入価格1,200円(税込)
・mt foto 幅25mm 長さ50m 定価900円(税抜) 購入価格900円(税込)
・mtマットブラック 幅15mm 長さ10m 定価140円(税抜) 購入価格151円(税込)
購入価格はパーマセルテープが文句なしの高さですが、長さが54mもあります。mtマスキングテープと同じ幅・長さで単価を計算してみると、このような数字が出ました。
・パーマセルテープ 15mm・10mあたりの単価=133円
・mt foto 15mm・10mあたりの単価=108円
・mtマットブラック 購入価格151円(税込)
ということで、mtマスキングテープよりパーマセルテープやmt fotoの方が、単価が安いということが分かりました!!これで安心して買えますね!
閑話休題。パーマセルテープは、54mという長さもさることながら巻き部分の厚みが他のものよりもあることから、テープそのものが厚いことが想像できます。
厚みを比べてみました。パーマセルテープがやはり厚めです。ほかの2つはだいたい同じくらいの厚さですが、mt fotoの方がわずかに薄い感じがしました。
パーマセルテープとmt fotoは幅25mm、mtマスキングテープは幅15mmです。mt fotoは25mm、38mm、50mmのラインナップがあります。mtマスキングテープはmt CASAシリーズに50mm幅があります。
それぞれのテープを少し切り取って、表面を観察してみました。右から、パーマセルテープ、mt foto、mtマットブラックです。全てマット(艶消し)なのですが、パーマセルテープが群を抜いてマットです。マットというよりザラザラに近く、デコボコしている感じ。mtの2つはもちろんマットなのですが、触った感じはわりとツルツルしています。mt fotoのグレーですが、切り口などを観察してみると黒地にグレーの塗装がされているような感じです。そのせいか、mtマスキングテープに比べざらつきがあるような気がします。
裏の糊面を観察。上の写真と同じく、右からパーマセルテープ、mt foto、mtマットブラックです。パーマセルテープの糊がしっかりしている感じですがざらつきというかムラがありますね。mtの2つはきめ細かい糊です。mt fotoの糊は縦に筋が入っているように見えます。粘着力を程よくするための処置なのかもしれません。粘着力については、3つはだいたい同じかなという印象です。ただパーマセルテープが最も厚いため、貼ったり剥がしたりの作業がしやすく、作業途中で裂けたりなどの心配がありません。とはいえ、mtの2つも通常の使用には充分耐えうる強度がある印象です。
これらのテープは全て紙(mtシリーズは和紙)素材で、手でも切れることが大きな売りですので、素手でちぎり取ってみました。特に印象に違いはありませんでした。
パーマセルテープの使用用途のひとつが、カメラのブランドロゴを隠すことです。ガラス越しに外の風景を撮影するとき、白く目立つロゴは反射の原因になりますのでそれを防ぐ目的や、戦場カメラマンになる際に必要な作業です。実際に、小生のCanon PowershotG16に貼ってみました。レンズの右上に2種類の黒テープを貼っていますが、上がパーマセルテープ、下がmtマットブラックです。マット感の違いがよくわかりますね。パーマセルテープの方が明らかにマット感は高いですが、G16の艶消しボディに近いのはmtマットブラックでした。意外!
パーマセルテープのほかの使用用途として、養生があります。レンズフードはカメラを置く際に地面にこすれたり、いろいろなところに当たったりして傷つきやすいので、あらかじめパーマセルテープで養生しておくわけです。もちろん、自分の機材にそこまで神経質になる必要はないのかもしれませんが、レンタル機材など傷を付けることがご法度なものには養生が大切な作業になるわけです。この写真では、レンズフードにパーマセルテープを、ロゴ隠しにmtマットブラックを使用してみました。パーマセルテープはマット感が強いので、何か貼ってる感が出て良いかもしれませんね。mtマットブラックはさり気なすぎて、貼ってる感が弱く本体にとても馴染みます。用途によって、使い分けることにします。
こんな用途も。コードがだらだらと垂れ下がってしまう箇所にテープでぺたりと固定するのです。レリーズケーブルを三脚に固定するのがよくある使用法ですね。ほかに、取れそうなフタに貼り付けて補強するとか、いちど決めた位置に貼る「バミリ」など、用途は無限大です。
ところで、どうしてmt fotoだけグレーを購入したのかというと・・・
mt fotoテープグレーでグレーカードを自作した | Hinemosu
カモ井 mt fotoのグレーでWB調整と遮光性テストをしてみた【レビュー】
ホワイトバランスや露出を調整するツールに、グレーカードというものがあるのだそうで、mt fotoのグレーはこのグレーに近いらしいです。グレーカードの使い方も今後勉強したくて、mt fotoはグレータイプにしてみた次第です。
というわけで、今後パーマセルテープ、mt foto、mtマットブラックを持ち歩きたいと思います。なにもテープをまるごと持ち歩く必要はありません(mtマットブラックは小さいので持ち運べるけど)。適当な長さに切り取って、カメラやレンズ、なんらかの容器などに巻きつけておけばよいのです。ああ、なんかプロっぽいぞ!














ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません