プレスポ「若草号」のハブダイナモ化。その1 スポーク長を計算するよ!

2021-12-13自転車ホイール組み

はからずも旅行にも行けず自宅待機で過ごす日々、たまっていた課題や研究をこなすには今しかない!ということで、いろいろ並行して取り組んでいる今日この頃です。そのひとつとして長年の懸案に取り組もうとようやく重い腰を上げました。小生の日常の足、サイクルベースあさひプライベートブランドのクロスバイク「プレシジョンスポーツ(略してプレスポ)」のフロントホイールハブダイナモ化です。

以前ホイール組に取り組んだときにも書きましたが、自転車のスポークは実際に組むホイールのリム、ハブ、そして組み方によって長さが異なります。したがって、必要なスポーク長を算出して発注するために、まずホイールとハブを決めなければなりません。

小生が選んだパーツはこちら。ライトについては後日紹介します。

選んだといっても、そこまでのこだわりは無いのですが(笑)ハブダイナモはSHIMANOのものにしました。クイックリリース仕様でもちろん小径ホイール用ではなく700c用です。本当はシルバーのハブが良かったのですが、発注時の価格が黒のほうがかなり安かったので黒にしました。

リムは以前のホイール組でもお世話になったアレックスリム製で、多少太めのタイヤも履かせられるリム幅があるものにしました。

公式サイトに仕様が記載されています。ホイール組をする際はハブもホイールも各部のサイズを実測しないといけませんので、公式サイトに書かれている公式な各部寸法も参考値として頭に入れておきましょう。

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/shimano/DH-C2100-N-QR.html
https://alexrims.com/products/dm18/

実測は飯倉氏の手順に沿って行います。

まずはホイールから計測していきます。

重量は実測604g(公式サイトでは600g)。

リム内径は602mm。

ニップルの差し込み量は4mm。1mm以下の数値は適宜処理します。このニップルは以前のホイール組で余ったニップル(=今回使うものではない)なのですが、今回もほぼ同じニップルを発注する予定なのでまあ良いでしょう。

続いてハブダイナモを見てみましょう。

モデルナンバーはDH-C2100-N-QR、SパートNo.(たぶんSHIMANOの整理番号)はADHC2100NQNBとありますが、Amazonの記載によるとADHC2100NQNBALとのこと。

SHIMANOのカタログはこのような感じで記載があります。非常に細かい表なので該当部分を赤で塗ってみました。クイックリリースの長さの違いによって型番も異なるのですが・・・小生はなんとなく133mmタイプを選びました(というかAmazonではクイックリリースの異なるタイプが無かった!?)が、129mm仕様というのもあるのですね。エンド幅100mmは変わらないので大丈夫でしょうか・・・

ハブダイナモとクイックリリースが付属しています。

クイックリリース込みで重量は568g。ハブダイナモ本体には型番としてDH-C2100-N-QRと書かれています。ということは、カタログにある対応ホイールサイズやクイックリリース長が色々ある意味って??もしかしたらハブ本体は変わらず、ハブシャフトやクイックリリースがいろいろバリエーションがあるのかも。

端子はJ2-Aタイプ。従来のE2タイプにそっくりですが異なっていて、コネクタ形状も異なっています。

J2-Aタイプのコネクタはたぶんこれ。ハブダイナモには付属していませんので、SHIMANO純正ではないライトを使う場合は別途購入しておきましょう。

ハブの玉当たりの初期状態を確かめておくために、ハブをくるくる回してみたところ・・・かなりゴリゴリしてる!ゴリゴリ・・・と音が鳴りそうなくらいで、ハブ内のスチールボールがゴロゴロ動いているのを感じます。クリック感を感じるくらい。かなり玉当たりはキツめですが、これが正常な状態なのです。この感触は憶えておかないと。

各部をノギスで計測していきましょう。オーバーロックナット寸法は100mm。

スポーク穴のピッチ円半径は60mm。

ロックナット~フランジ幅は22mm(写真は少しずれていますが)。この数値はハブの左右とも同じでした。

計測は以上で終了。これらの数値を、スポーク長計算式に当てはめていきます。スポークは32本、6本組(3クロス)です。

出ました!スポーク長は295mm!!2回計算したから間違っていないはず!

でも念のため、別の方法でも計算してみることにします。数字を入れれば自動で計算してくれるサービスを使ってみましょう。

このように数字を入れて計算ボタンを押すと・・・お見事!出てきた数字は294.9mm!すなわち295mmです。小生の計算と一致します。

ちなみにこちら。先ほどとは計算結果が違っているのですが、いくつか入力した数値が異なっているのが分かるでしょうか?

実は有効リム径やハブの各部寸法は公式サイトで公開されており、それを入力したのがこちらの表です。大きな違いは有効リム径(ERD)で、実測値と公式とで3.5mmも違います。この差がほぼそのまま計算値に出ていますね。ERDはおそらく使うニップルによって差し込み量が異なるでしょうから、ここをどう考えるかで有効な値は異なって来るような気がします。

さてどうしましょうと考えた挙げ句、実測値に基づく295mmと公式寸法に基づく293.3mmとの間を取って、294mmのスポークを発注することにしました。今回はフロントのみですので32本、ハブの対応スポークサイズが13番か14番とのことで14番(2mm径)を、前回もお世話になったサイクルショップタキザワさんに発注しました。

スポークが到着したら、いよいよホイール組です!

つづく。