Googleストリートビューで軍艦島訪問を追体験してみた。

たび旅

軍艦島(端島)を訪れたのは2016年12月のことでした。Kis-My-Ft2が長崎キャンペーンをしていて、良い機会とばかりに行くことに決めました。

軍艦島へは船でなければ行けないのですが、簡易的な船着場しか無いため、波が高いと船を接岸することができません。荒天であれば欠航の恐れもあるのですが、小生は運良く上陸することができました。

そこで見たのは、1974年の炭鉱閉山とともに打ち捨てられた当時の建造物たち。すでに40年以上経ち、少しずつ朽ちて自然に還ろうとしています。

当時のブログ記事にも書いたとおり、軍艦島の様子は風雨とともにどんどん変化していて、今の様子がいつまでも続くことはありません。目の前に広がる軍艦島の様子をできるだけ記録に残そうと、ブログに掲載したもの以外にもたくさんの写真を撮影したことを覚えています。

さて訪れるのも簡単ではない軍艦島ですが、Googleストリートビューで島内の様子が公開されていることを今更ながらに知りました。ツアーで歩ける範囲は南部の一部に限られていますが、Googleストリートビューでは島内全域をバーチャルウォークできそうです。

軍艦島は正式には端島(はしま)といい、長崎半島から約4.5km離れた海上にあります。もともとは瀬だったものを、採炭と鉱員の生活環境確保のため埋め立てを繰り返し、最終的にはもとの3倍の面積の人工島となりました。

端島 (長崎県) – Wikipedia

Googleストリートビューで人形アイコン"ペグマン"をドラッグすると、表示可能なエリアがこんなに表示されます。上が軍艦島クルーズの中継点である高島、一番下が軍艦島。そのすぐ上にある細長い島が、軍艦島住民の火葬場や墓地として使われた中ノ島です。

軍艦島内にこんなに表示可能ポイントがあります。ツアーでリアルに歩けるのは、4時方向にある桟橋から、第1見学広場を通過して南下し、7時方向のプール跡までの沿岸通路だけですから、海上からしか見られない島の北側が見られるのは、ワクワク感もあり、見ちゃいけないものを見るかのようなドキドキ感もあります。

クルーズ船から望む軍艦島。

桟橋から軍艦島に上陸。

総合事務所跡。レンガが残る外壁は軍艦島内のハイライトのひとつです。

ちなみにこちらは小生が撮影した写真。左上に見える白い灯台は、軍艦島が放棄された後に設置された肥前端島灯台です。

プール跡

プール跡の少し先に、リアルツアーでの最終到達地点である第3見学広場があります。ここから島中心部方向に見えるのが、30号棟と呼ばれる、1916年(大正5年)に建設された日本初の鉄筋コンクリート造アパートです。通称グラバーハウスと呼ばれる7階建ての巨大アパートで、戸数は140戸だったとのこと。

小生が冒頭に詳細した写真が、まさにこのグラバーハウスです。

ここから先はリアルなツアーでは行けない地域です。これは鉱員住宅として使われた31号棟の内部のようです。

右側が16号棟、左側が59号棟、奥が57号棟。正面に見える階段は端島神社まで続く階段で、登るのがとても辛いため付いた通称は地獄段!

当時東京を抜いて全国一の人口密度だった軍艦島では、このように住宅が密集して並んでいました。

1号棟端島神社。現在は小さな祠と、すぐそばに鳥居慰霊塔が残っています。

端島神社は軍艦島でも群を抜く高台に鎮座しています。これは小生撮影ですが、遠くからでも祠は見えるんですよね。

軍艦島最北部から。正面が70号棟端島小中学校、右は65号棟鉱員住宅。手前はグラウンドだそうです。土地が貴重な軍艦島にあって、これだけのスペースを確保していたんですね。

16~18号棟のあたりと思われます。

右はベルトコンベアー跡、左は石炭を積み出すための施設跡のようです。

軍艦島は世界文化遺産に登録されたのと、崩落が激しく危険なため、リアルに歩ける場所は限られています。

運航再開! 2022年3月7日より!!|【公式】軍艦島上陸クルーズ

また新型コロナウィルス感染拡大による長崎県内のまん延防止等充填措置により、ツアーは3/6まで中止になっていたとのこと。リアルに訪れるのが一番ですけど、行けない場合はGoogleストリートビューを利用した疑似ツアーをしてみるのもいかがでしょうか。

たび旅

Posted by Hermitcrab