【Baseus PD 65W】PD対応な手のひらサイズ充電器を買ってみた。PD給電は今後汎用性が広がりそう!

2021-12-13PC, ガジェット, スマホ・AndroidBaseus

PDとはUSB Power Deliveryのことで、対応したUSB-Type Cケーブルを使うことで最大100W(20V5A)で給電できるという規格です。

従来のUSB給電は5V1Aや5V2Aまででしたけど、PDはその限界を突破することで、USB充電はもとよりメーカーや製品によって多種多様なACアダプタ、DCコネクタなどがUSB-Type Cに統一することができる、とても未来性のある規格なのです。

小生もACアダプタの置き換えを試してみたいことがあって今回購入に踏み切りましたが、Aliexpressに発注しているケーブルが案の定まだ届きませんので(笑)、ひとまずPD充電器だけレビューしてみたいと思います。

Baseusの65W出力対応なPD充電器です。白黒のカラバリあり。

小生がこの充電器を調べていたとき、ちょうどAmazonのタイムセールに出てたんですよ!よいタイミングで購入することができました。

パッケージに輝くGaNの文字!GaNとは窒化ガリウムのことで、USB充電器の小型・ハイパワーに大きく寄与する次世代パワー半導体素材なのです!!

次世代パワー半導体素材「GaN」と未来の充電器

ブラックを購入。メーカーロゴが小さく入っているだけのシンプルは見た目。

さり気なく65wの文字が入っています。

コンセント部分は折りたたみ式。小さな字で入力/出力値が書かれています。PSEマークつき。

このように可動します。

この面に表示されているのはなにかの認証マークのようです。

通電状態を示すLEDは、USB差込口付近に配置されています。

USB差込口には保護シール付き。

シールを剥がすと、差込口が出てきました。

それぞれの出力可能電力は次の通り。

  • Type-C1:DC 3.3-11V 3A、5V 3A、9V 3A、12V 3A、15V 3A、20V 3.25A最大。
  • Type-C2:DC 3.3-11V 2.7A、5V 3A、9V 3A、12V 2.5A、15V 2A、20V 1.5A最大。
  • USB:最大DC 4.5V 5A、5V 4.5A、9V 3A、12V 2.5A、20V 1.5A。
  • Type-C1 + Type-C2:45W + 18W 合計最大63W
  • Type-C1 + USB:45W + 18W 合計最大63W
  • Type-C2 + USB出力:5V / 3A 合計最大15W
  • Type-C1 + Type-C2 + USB出力:45W + 15W 合計最大60W

ややこしい数字ばかりで目が回りそうですが・・・要するにType-Cは1番→2番の優先順位で使えばよいということです。そして1番だけを使うときに限り、20V3.25A=65W出力で使うことができる、ということ。

マニュアルのほか、thanksカードや保証書?や謎のライオンキャラステッカーが同封されていました。

マニュアルは中国語と英語のみ。とはいってもUSB充電器なので特に読み込む必要はなし。

サイズは75mm×36mm×32mmで、手のひらに収まる驚きのコンパクトサイズです。余談ですが、日本人って手のひらサイズというワードに弱い気がしません?すくなくとも小生はそうで、やたらと手のひらで転がして愛でたくなりますლ(´ڡ`ლ)

重量は実測で119g。やや重量感があります。中身がみっちりと詰まっているかのような、嬉しい重さです(笑)

いつも旅に持ち歩いている充電デバイスと比べると・・・抜群に小さい!外にぜひ持ち出したい!テンション上がる!!

コンセントに挿すと、LEDがアクアブルーに点灯。

両端がUSB Type-Cなケーブルを持っていなかったので、一緒に購入しました。

充電器と同じくBaseus(今更ですが読みはベイスース、漢字では倍思と書きます)のType-Cケーブル。安価ですが60W給電が可能な製品です。

ただUSBケーブルの観点で見ると、転送速度はUSB2.0レベルですので最大480Mbps=60MBps。SSDの接続にはさらに上位のUSB3.0に準拠し5Gbpsに対応したケーブルを使うべきでしょう。

↑これとか。↑買いましたw

このケーブルは、接続するとコネクタ部分がレインボーに光るというギミックを備えています。残容量がほぼ無くなったUmidigi F1に接続すると、急速充電中との表示が出ました。

テスターがないので断言できませんが、5V2A充電器での給電では充電中としか表示されないので、それ以上の電力で給電できていることが分かります。ちなみにUmidigi F1はスペック上15W給電が可能らしいです。

およそ1時間半で、ほぼ90%まで充電できました。

最近は環境保護の観点から充電器を付属させないスマホも増えてきていますね。そんな時代、スマホ以外も充電できるこういった万能充電器を一つ持っておくというのも、スマートでシンプルな生活の一助になるのではないでしょうか。

繰り返します。手のひらサイズでかわいい充電器ですw