自宅待機のお供に!自由研究に!カリンバDIY製作キットにチャレンジしました!

きまぐれ雑記, 音楽

カリンバってこんな楽器です(後述のとおり小生の制作品です^^;)。親指ピアノとも呼ばれ、両手で抱えられる程度の大きさの箱や板に細長い金属板が取り付けられていて、両手の親指で演奏します。見たことある人はいますか?小生は大ベテラン打楽器奏者が職場に持ってきて戯れにいじっているのを随分前に見たことがあり、アフリカ発祥のこの楽器の素朴な音色にちょっとだけ興味を持ったものでした。

まあそれからいろいろあり、新型コロナウィルスの影響で予定も色々キャンセルになり、自宅待機やテレワークも増え、新たなことにチャレンジする時間が取れるようになりましたので、この機会にとカリンバ自作キットを購入してカリンバ制作にチャレンジすることにした次第。3月11日にキットを手に入れ、4月に入ってからちょこちょこと作業を始め、ひとまず演奏できる状態までは制作が進んだので、ここまでの作業を紹介します。一筋縄でいかないことが多々ありましたが、うまく行かない部分をああしよう、こうしてみようと解決策を考えていくことで、自分自身のスキルアップになります。これこそまさに自由研究ですよね!

購入した商品はこちらなのですが、この記事を執筆している時点では売り切れになってます。Amazonに類似品がありますので探してみてください。レビューは散々で、「このままでは組めない」という意見ばかりですが、あまり気にしないようにします。

キットが届きました。

内容物。マスクが入っています!本体を紙やすりで磨いて塗装する、という工程がありますので、木くずを吸い込まないようにマスクが付属しているというわけです。

マニュアルもしっかり付いていますので、基本的にこれに従って制作していきます。

表板のナットとサドルが取り付けられる位置に線を引きます。あとで消すことも考えて、濃いめの鉛筆を使うのが良いですね。

共鳴箱を作ります。まずは横板とブロック状のパーツをチェック。

側板は7枚組つぎになってあり、あらかじめ溝が掘られています。一部残っちゃっているのはまあご愛嬌。

こんな感じで組み立てます。箱の中の木片は、キーを固定するブリッジをあとで表板にネジ止めする際に、表板と一緒にネジ止めするパーツです。ですので、表板に密着するように接着する必要があります。

ところで接着剤は付属していませんでした(マニュアルには付属と書いてあったのですけど)。まあ気にせず、小生は以前本棚を自作した際に購入したブランド物の木工用ボンドを使用します。

ボンドは少なめより多めの方が良いのですが、少し塗りすぎました・・・

ボンドが乾かないうちに木片も接着します。必然的に、側板で形作る台形の形状は木片の斜辺の角度と一緒になります。

全体にボンドを広げて・・・

先に表板から接着しますが・・・ここでいろいろと問題が露呈してきました(笑)

1つめ。側板で形成された台形と表板の台形が合わない!

2つめ。側板のツラが平行になっていないため、表板との間に隙間ができる!

3つめ。表板が反っているため、側板と密着しない面がある!クランプで強引に締め付けるという対処法もあるが、そのためにはクランプがあと6個くらいは必要(付属の2個では足りない)!

要するに、各パーツの精度が出ていないため、そのまま組み合わせても隙間が空いたり形が合わなかったりしてしまい、まっとうな箱が作れないのです。きちんとしたものを作るためには各パーツに下ごしらえが必要でした・・・このまま作ったカリンバは商品にはならないと思いますが(笑)、小生は問題点を認識しつつ適当に作業をすすめることにします。

ボンドの乾燥には一応24時間くらいおきます。乾燥後、仕上がりを見てみると・・・案の定、表板と側板に隙間ができているところがちらほら。

外側から見てもこのとおり。このような隙間は音響特性の劣化やビビリ音などの原因になるので、力ずくで埋めてしまうことにします。

ボンドを載せて・・・

割り箸で、隙間にボンドを詰め込みます。

乾燥させました。

裏板を接着しますが、まず板をあててみましょう。この向きだと外側に反っていますが・・・

板を裏返すと隙間は小さくなりました。この向きでいけそうです。

接着面にボンドを塗って・・・

クランプはこの位置が良さそうでした。板と板がきっちり密着していると、隙間からボンドがはみ出してきます。

はみ出したボンドはできれば取り除いた方が仕上がりがきれいになります。今回は割り箸でこそげ取るようにして取り除きました。以前本棚を作ったときは、神サイトの教えに従い、はみ出したボンドを濡れ雑巾で徹底的に拭き取ったものです。

乾かしました。これで一応共鳴箱は完成です。

表板の印をつけた位置にナットとサドルを接着します。

ボンドを付ける前に、ナットを表板の指定位置に仮置きしてみました。隙間はほぼなく、それなりにピッタリと接着できそうです。

サドルはというと・・・歪んでいました(笑)

ナットやサドルはキー(音板)を固定する際に非常に大きな力がかかりますので、きちんと接着できないとトラブルのもとです。接着面ができるだけ平行になるよう修正する必要があります。

歪みの傾向をチェック。中央部分がくぼんでいますので、両サイドを1mm程度削る方向で作業してみます。

ノミとヤスリで少しずつ削って・・・

まだガタガタですが、さっきよりはいい感じ。表板にあてがってもぐらつく感じがなくなったので、これで良しとします。

ナットから接着。ボンドを塗りつけて・・・

表板に接着!

はみ出したボンドを取り除いて・・・

大きな洗濯バサミで圧力をかけて乾くまで固定します。説明書だと2kg程度の重いものを載せて圧着するようになっています。

乾きました。

サドルを接着。ボンドはある程度均等に塗っているつもりですが、はみ出し具合が違いますね。あまりはみ出していないところは、表板とサドルに隙間が空いていてボンドが多く残っている部分、なのかも。

同様に固定し乾かしました。やっぱ、ちょっと隙間が空いてしまいました・・・

ナットとサドルの間にブリッジを取り付けます。ブリッジは表板に5つの木ネジで固定します。

ここに木ネジをねじ込むことになっていますが・・・

付属の木ネジは2番サイズなのですが、付属のプラスドライバーは極小サイズ(たぶん0番)なので使えません!手持ちのドライバーを使います。

やはりこれ。PB Swiss Toolsのドライバーですね。本当に使いやすいです。

ただし、良いドライバーを使っても木ネジをねじ込むのは一苦労です。表板は柔らかいのですがおそらくその裏に接着しているブロックが堅い木材だからではないでしょうか、注意深く作業してもネジ穴をなめそうになりました。数本ねじ込んだところで断念し、電動ドリルで下穴を開けることにしました。

最終的には、木ネジのねじ込みも電動ドリルを使いました(笑)

マニュアルではこのあと表面を磨いたり色付する工程になっていますが、そこはひとまず後回しにして、音が出せるように組み立て作業を進めます。

サドルに金属棒をあてがいます。これがあることで、キーの響きがよくなるものですが・・・

ここも!サドルが歪んでいるため金属棒が収まる溝も歪んでおり、棒が溝に収まりません。ただこの修正は難しいのでひとまず気にせず進めます。

キーは似たパーツの集合で紛らわしいのであらかじめ指定どおりに並べておき、順番にセットしていきます。

一番端からセットしていきます。サドル側から通し、ブリッジの穴を通してナットの上を通過させます。キーは硬いステンレスの板なので、強引に曲げていきます。

マニュアルではドライバーを使い、テコの原理で曲げることになっていますが、付属のこのドライバーでは短すぎてテコになりません。

やはり柄の長いドライバーを使う必要があるでしょう。

キーを叩き込むのにも、付属のチューニング用ハンマーでは力不足で、ゴツいハンマーがほぼ必須です。

これら自前の工具を駆使して、ようやくキーを1本打ち込みました。ブリッジが低いのでキーはこのように反ります。すごい力がかかっていることが想像できますが、これくらい強い力でキーを金属棒に密着させないと、良い音がしないのだと思います。

柄の長いマイナスドライバーをこちらから突っ込んで打ち込むのがよさそう。

すべてのキーを打ち込みました。

なんとなく平行にしておいてから、チューナーを使ってそれぞれを調律していきます。

チューニングにはチューナーアプリで確認しながら、音が低いときはキーが短くなる方向に、高い場合はキーが長くなる方向に、ハンマーで少しずつ長さを調整します。

ここまで来るとほぼ楽器になっているので、調律も楽しくできました。

調律ができたらさっそく演奏してみました。もちろんまともには弾けないのですが(笑)中央の一番長いキーがドで、ドの左隣がレ、ドの右隣がミ、レの左がファ・・・という具合で、ドレミファソラシドが左右に振られていっています。出したい音がどこにあるのか慣れるまで一苦労ですが、隣り合ったキーが常に3度の間隔なので、1本の指で同時に2つのキーを弾くと和音になります。

こういう感じで、手にとって使うほどこの楽器の特性が見えてくる感じ。楽しいです。

このように一応の完成をみたDIYカリンバ、いったんキーなどを取り外して、今後表面仕上げなど省略してしまった作業をしたいと思います。

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Posted by Hermitcrab