【SIGMA 45mm F2.8 DG DN】シグマらしからぬホワホワ感はどんな感じで出るのかセルフ検証。

お散歩から簡単な業務まで活用しているSIGMA 45mm F2.8 DG DN (Contemporary C019)。45mm単焦点で最小絞り2.8とスペック値は平凡ながら、ビルドクオリティの高いフルメタルなボディが魅力で、メイン機α7IIIにほぼ常備しています。

35mmよりは望遠だし、定番の50mmよりはわずかに広角な、ちょっとクセのある焦点距離の単焦点レンズです。基本的には50mmよりワイドに写る、くらいの感覚で使っています。
このレンズの最短撮影距離は24cmで、フードを付けた状態でのワーキングディスタンスは約13cm。テーブルフォトもそれなりにこなせますけど、絞り開放だとSIGMAレンズらしからぬホワホワ感が出ます。このホワホワ感は画作りの重要なポイントで、思い通りにコントロールしたいので検証しました。
寄って撮る

こちらを見てみてください。プラレールのEF65にできるだけ寄って、絞り開放(F2.8)で撮っています。
EF65の前面の一番手前カドにピントが合っていますが、ピント面も含め全体的にじんわりというか、ほわほわというか、なんともいえないファンシーな写りになっています。絞り開放で撮影すると、SIGMAらしいバキバキな解像感とは程遠い感じ。
あまり言いたくないけど、失敗写真と言わざるを得ない出来です。

こちらは1段絞ってF=4.0です。やや解像感が出てきました。

こちらは更に2段近く絞ったF=7.1(本当はF8.0のつもりだったw)。EF65の前面はほぼピントが合い、側面のJRロゴもなんとか見える状態になりました。
この距離感でブツ撮りをしたければ、これくらいまで絞ったほうが良さそう。明るいシチュエーションなら良いですけど、暗い室内だと難しいかも。
引いて撮る

先ほどの3つは被写体にできるだけ寄って撮影しましたけど、ここからはこれくらい引いて撮影したものをクロップして比較してみます。

まずは絞り開放(F=2.8)。どうでしょう。被写体との距離が離れたことで被写界深度も深くなり、広くピントが合っています。ホワホワ感はかなり少なくなりましたがバッキバキというほどでもなく、程よくシャープな味わい深い写りに感じます。

絞りを1段絞ってF=4.0。側面の形式番号にピントを合わせているようです。前面も後面も若干のボケが残っているものの絞り開放よりピントは広く合ってきました。

さらに2段絞ってF=8.0。車体前部がパンフォーカス的にほぼ被写界深度に収まり、さらにしっかりと解像しています。これくらいならブツ撮り用途にも十分使えますし、ようやくSIGMAらしいバキバキ感となりました。
どういう画作りをしたいか


しっかりと絞った2つの写真を比較してみました。この2つの違いは被写体との距離(言いかえれば被写界深度の大きさ)ですが、皆さんはどちらが好みですか?
今回の検証をまとめると、だいたいこのようになります。
- なるべくシャープに撮りたい場合・・・①被写体から距離を取る ②絞って撮る
- ソフトに取りたい場合・・・①被写体に近づく ②絞り開放で撮る
- 距離を取れないけどシャープに撮りたい・・・絞って撮る
- 人物撮影の場合・・・2mくらい離れていれば開放でも程よくシャープに撮れる。バキッと解像させたい場合や背景や景色もくっきり残したければ絞る。
- 絞り開放では明るすぎる場合・・・ISO感度とシャッタースピードで露出調整
- 暗い室内でのテーブルフォト・・・被写体との距離を可能な限り取って、絞って撮る。暗すぎる場合はISO感度とシャッタースピードで露出調整
まあそんなの当たり前、って感じのことばかりですが(^_^;)
最終的には、どういう画作りをしたいか、ということに限りますよね。スマホだとほぼパンフォーカスで撮れてしまいますけど、シャッター速度、絞り、ISO感度の露出のトライアングル調整でいろいろな表現ができるのが、一眼レフカメラの良いところ。
記録写真を撮っているのか、画作りをするのかで、設定もアングルも変わってきます。いろいろと考えたり楽しんだりしながらカメラを振りたいものです📷️



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