金持神社に参拝してきました(鳥取県日野町)

鳥取県日野町にある金持神社に参拝してきました。かもちじんじゃと読みます。
金持神社は鳥取県の西南部、日野町金持にある神社です。金を持つという地名ですが、ここでの金とは鉄のこと。古来よりこの地は鉄の産地として知られ、砂鉄の取れる山を持つことからかもちという地名となり、金持という漢字が当てられました。
弘仁元年(810年) の伊勢神宮遷都に急ぐ出雲国の神官の次男が持っていたお守りの玉石が、この金持の地で急に重くなり仕方なくこの地に置いていったそうです。時を同じくして、吉郎左衛門(現宮司の先祖)に宮造りをするよう神夢があり、この玉石を金持の氏神として崇めたのが神社の由来とのこと。

金持党(いわゆる金持姓)発祥の地の碑文。南北朝時代に後醍醐天皇の南朝についた金持党は、敗れてこの地を追われ全国に散らばり、姓の読みはかなもち、かねもち、かなじなどと変わっていったそうです。

駐車場から参道に向かう途中ですが、ここにも金持神社の由来が書かれています。

この地に少量認められる金持礫岩だそうです。

参道の手前には日野町観光物産館 金持神社札所(売店)があります。こちらは売店なので金運グッズ、お土産などを販売していますが、授与品(いわゆるお守りなど)はありません。

中央に小さく見える鳥居が金持神社の鳥居です。山に抱かれた神社という趣きです。

金持神社は駐車場や売店の対岸にあります。

この川は坂井原川といい、根雨の町で一級河川の日野川に流れ込みます。

石造りの鳥居が見えてきました。

手水舎。

鳥居を抜けると、杉並木の中を急勾配の階段が続きます。


鳥居のところの狛犬。

100段くらいはあったような・・・階段を登りきったところに拝殿が見えます。


階段最上部には可愛らしい狛犬が。

拝殿前にも狛犬がいます。拝殿の右手側に授与所がありました。

しかし・・・こういう立地によく神社を建てたものです。創建した方々の強い信仰心を感じます。

小さな拝殿ですが、しめ縄のほか鈴緒もありました。鈴緒はコロナ中多くの神社で取り払われたり、天井に持ち上げられて触れないようになっていましたね。

拝殿の中には指画「龍神之図」があるとのこと。指画とは中国の画法で、筆を使わず手や指を使って描く方法だそうです。

指画「龍神之図」は拝殿内に掲示されています。作者の濱田珠鳳氏は日野町根雨(旧:根雨町)出身で、日本で唯一の指画画家だそうです。

拝殿奥の本殿周囲にはたくさんの絵馬が奉納されていました。

神社は杉の森に抱かれた山中にあります。


坂井原川が削った根雨の奥の小さな谷間に、金持姓が発祥し、金持神社が起こりました。現代でも人が訪れる、静かだけど歴史の力を感じさせる神社でした。

お守りと天然石の福石を授けてもらい、売店では開運手ぬぐいを買いました。





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