【イーストマン/Eastman】ヴァイオリンケースを新調したので紹介します。

2021-12-13音楽

イーストマン(Eastman)というメーカーのヴァイオリンケースを購入しました。グラスファイバー(ガラス繊維強化プラスチック)製の三角形ケースで、カーボンファイバーではないですがそこそこ軽く、またカラーバリエーションも豊富で人気のシリーズだそうで、のだめカンタービレのコンマスさんが使っていたことで人気に火がついたケースとのことです。

ヴァイオリンに限らず楽器ケースに求められる機能は、大まかには楽器を衝撃や事故から守ってくれることと、持ち運びに便利な小型・軽量であることですが、この2つは基本的には両立しません。楽器の保護を考えれば、楽器より一回り大きく、木製などのしっかりとした角型ケースになりますが、どうしても大きく重くなってしまいます。一方で可搬性ばかり追求すれば、ケースの素材は薄く貧弱になり、ちょっとした衝撃でも楽器を破損してしまうリスクは高まるでしょう。また高級な素材を使用したケースは性能もお値段も高くなってしまいます。どこで妥協できるか?というのはケース選びの悩みどころでもあり、また楽しいところでもありますね。

で、小生が悩んで決めたケースが、イーストマンのヴァイオリンケースです。イーストマンはアメリカの会社というネット情報もありますが正確ではないですね。公式サイトを見ると、中国は瀋陽に設立された楽器ケースメーカーで、中国とアメリカの合弁会社だそうです。

カラーが20種類以上あるので選ぶのがまた大変ですが、小生はちょっぴり安価なB級品を探せたので迷わずこれにしました。色はちょっと変わった、ピクセルブラックです。

楽器ケースのユーザーレビューって、探したのですけど思ったほど無いものですね。ということで、小生がこのケースのレビューをしたいと思います。続きをどうぞ!

ダンボールにはこのような表記があります。有名な割に身元不明なこのケースの正体を知る手がかりになりますね。

ケースの顔のひとつといえる銘板には、J.W.Eastman Handcrafted Casesと刻まれています。そしてピクセルブラック仕上げの表面はこんな感じ。

周囲を見てみましょう。まず持ち手側。留め金は3か所あります。カギは付いていません。

持ち手と反対側。蝶番は3か所。ゴム足も付いていますので地面に置くときも安定しますし、ケースの汚れも防げます。

ゴム足、蝶番、ストラップ金具はこんな感じ。カチャカチャ音がちょっとうるさいかも。

裏側。ゴム足はケース下部に2個のみで、ケース上部にはありません。上部にはリュックスタイル用にストラップを取り付けるパーツが中央に1つ。ストラップのもう一方は、ケース側面の金具に取り付けます。

ケース下部にはゴム足が4個。このおかげで、縦置きの際の汚れ防止になりますし・・・

ケースはこんな風に自立します。

ケース上部にも持ち手があります。これ、すごく便利なんでぜひ欲しかったんですよね。

イーストマンのこのケースは、バージョンアップを重ね初期型とはいくつか仕様が異なっているそうですが、ケース上部の持ち手も初期には付いていなかったそうです。

いよいよケースの中身を見てみます。ワクワクしながらケースを開けると・・・

ぶわっ!すごいニオイが!新品の臭いが充満していてケースを開けた途端に小生に襲いかかってきました(笑)臭いが消えるまでケースを開けっ放しにしておきましょう。

ケースには、ストラップ2本とデッケ(覆い布)が付属しています。

ヴァイオリンは、ネックの位置で固定し、胴体の周囲はクッションで覆われ、裏板側は上下のクッションにより中空構造で保持される仕組みです。

マジックテープがふたつ。ネックを保持するものと、肩当てを保持するもの。

肩当ては一応このように保持する設計のようですが・・・ちょっと試した感じだとうまく固定できず、がたがた動いてしまい、楽器にも当たってしまいます。なにか工夫が必要そうです。

気を取り直し、弓と肩当てを入れて・・・と。

ヴァイオリンを入れてみました。ヴァイオリンの収納には問題なさそう。

ケースの深さは充分あります。

弓は2本入ります。ストッパーはこのようなプロペラタイプ(?)です。初期型ではマジックテープで留める仕様だったそうですね。弓はこの向きで入れるのが良さそう。毛を上にすると、プロペラの隙間に毛が挟まってしまいます。

弓先はこのように収まります。

デッケはちょっと小さめかな。

小物入れのサイズ感。弦はもちろん入ります。松脂も大丈夫ですね。

フタはちゃんと閉まりました(当たり前ですがw)ケースの素材自体はカチカチではなく多少しなやかなものですが、ケースがぴったりと閉まりますので、ケース全体がモノコック構造になりねじれや衝撃に強い構造になります。実際に、フタを開けているときより閉じたときの方がかっちりとし剛性が高くなった感じになります。

ストラップはこのように、幅広部分が上部の金具まで覆っているタイプです。これ、リュックのように肩に掛けるとき、金具が肌に当たらないすぐれものなのです!

こういうやつね。GEWAなどの高級ケースにはこのタイプのストラップが付属しているようですが、単品で買うと数千円してしまうこのタイプのストラップが付属しているのはめっちゃ嬉しいところ!

重量を測っておきましょうか。ケースとデッケで1.8kgでした。重量についても、初期型は2.0kgとの記述もあります。

1.8kgが重いのか軽いのか、ですが、超軽量ケースやカーボンファイバー製のケースよりは200gほど重いですが、この値段のケースにしてはまあまあ軽い方、といったところでしょうか。

ストラップ2本を足すと2.1kgになりました。

まだ楽器を入れて持ち運んでないのでなんとも言えませんが、もとのケースより信頼性が高そうなので、はやく持ち出してみたいです。金具のカチャカチャ音が気になる、とか、背負ったときにケースが背中の骨にあたって痛い、などのレビューもあり、また肩当ての収納についても不安があるので、運用しながら手直ししていき、小生の運用によりマッチしたケースに近づけていければと思います。

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Posted by Hermitcrab