何年も前からお世話になっているIMSLP。昨年からは会員登録し、NAXOSミュージックライブラリ(NML)も大変便利に使っていました。

IMSLPに寄付をした。お世話になりまくっているし、NML(Naxos Music Library)も使いたいので。 – HERMITCRAB
IMSLP版NML(Naxos Music Library)でプレイリストを使う方法。 – HERMITCRAB

先月くらいから、IMSLPを経由してNAXOSにアクセスしようとするとこんな画面がでるようになりました。

Your license has already expired!

え?ライセンスが有効期限切れってどういうこと?IMSLPの契約は今年になって更新したはず。IMSLPの画面上では、小生はログインしている状態になっている。ということは、NAXOSが何らかの原因で落ちているのか?でも本家サイトにはアクセスできる(IMSLPメンバーな小生はNAXOSに直接ログインはできないけど)。

いろいろ見ているとIMSLPにこんなページができていました。

前段はIMSLPからNMLを利用する際の契約条件なのでいいとして、重要なのは後段。

Naxos is now integrated directly into IMSLP. If a work has a Naxos recording, the “Naxos” tab will show up on the IMSLP page of that work. Please see this forum thread for more details.
(意訳)NaxosはIMSLPページに直接統合されており、Naxosに録音がある場合はIMSLPの該当ページの”NAXOS”タブで録音を聴くことができます。

つまり、NML内で録音を探して聴けるのではなく、あくまでIMSLPに楽譜ページがある曲のみ、NMLの録音が紹介される仕様に変更されたようです。

このように、IMSLPのページ内に”Commercial”というタブがあって、そこにNMLの録音が表示されるようになっています。CDのジャケットも大きく表示され、曲名や演奏者も表示されるので、IMSLPに楽譜ページがあるものに関しては、それなりに便利ではあります。

ただ、IMSLPは著作権の切れた楽譜しか掲載していないため、著作権の生きている作曲家の楽譜はそもそも掲載されていません。つまり、著作権の生きている作曲家の曲を聴くすべがないのです。

例えばショスタコーヴィチのIMSLPページはこうです。彼が亡くなったのは1975年ですので、著作権は当然生きています。ですので、IMSLPとしてはもともと楽譜は一切公開していませんでした。
ただNMLがIMSLPに統合されてしまいましたので、NMLにはIMSLPの該当ページを通してしかアクセス出来なくなってしまいました。しかるにIMSLPはショスタコーヴィチの楽譜ページを公開していません。つまり、NMLが保有しているショスタコーヴィチの録音にアクセス出来なくなってしまったのです。

またNMLの持っているプレイリスト機能なども使えなくなってしまいました。まあフルアクセスできないことに比べれば、取るに足らないことですが・・・

こちらにIMSLP内の掲示板みたいなものがあり、今回の件について議論されています。英語を斜め読みしてみると、どうやらNAXOS側からIMSLPへ一方的に行った仕様変更のようですが、IMSLPへの有料会員登録は「NMLへのフルアクセス」が特典として付いていたわけで、説明もなくその特典の一部が削られているのが現状です。法人同士の仲違いはともかく、IMSLPと契約した小生ら個人としては一方的に契約不履行されている状態とも言えるわけで・・・今後、どうなるのでしょうか。なんとかフルアクセスを取り戻して欲しいと思います。

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