万年筆運用の必須スキル!?万年筆初心者がパイロット プレラ色彩逢いを洗浄し、インクを入れてみた、

きまぐれ雑記PILOT, プレラ, 万年筆

ガチな万年筆サイトなら必ずやってる、手書き文字を添えたアイキャッチ画像。万年筆初心者の小生もやってみました。うーむ、地味すぎる・・・

さて万年筆はケアをし続けることで、1本を長期に渡って運用することができます。ケアといっても、日常的に使い、インクの流れを作ってあげるだけでOK。基本的にはこれだけで、インクの乾燥・固着を防ぐことができます。

長期間使わない状態が続いてインクが固まってしまった場合や、違う色のインクを入れるときには、万年筆本体の洗浄が必要になります。また日常使いの万年筆も、数ヶ月に1回のサイクルで洗浄をした方が、ペン先やペン軸の状態を良好に保つのに最適なんだそう。万年筆の洗浄は、万年筆運用には必要なスキルだと言えます

タイムリーなことに、程よく汚れた中古万年筆とボトルインクのセットをゲットしました

小生が初めて購入したカクノと同じパイロット(PILOT)製のプレラ色彩逢い(いろあい)という万年筆です。

インク(パイロット公式にはインキ)もセットだったので一緒にゲットしてしまいました。日本の風景や自然をモチーフにしたパイロットの24色展開インク色彩雫(いろしずく)です。

中古のセットなので選択の余地無くこのカラーのインクとなりました。

では万年筆を洗浄していきます。

こちらが今回入手したプレラ色彩逢い。透明スケルトンボディにクリップやキャップ部分などステンレスパーツが配置されています。またキャップ先端(天冠)と胴軸先端(尻軸)にカラーパーツがあしらわれています。こちらは透明ライトブルーです。またデフォルトでコンバーターCON-40がセットされています。

分解して詳しく見てみると、ブルー系のインクが粘土状に固まり、各所に固着しているのが分かります。コンバーター内のボールもインクと一緒に固まっているみたい。ペン芯のスリット内にもインクが付着しています。

パイロット公式が万年筆洗浄動画を公開しているので、こちらで予習しておきます。

ペットボトルを切って作った容器に水を入れ、キャップ、首軸、コンバーターを入れました。公式動画だと首軸とコンバーターだけの状態で、インクを吸入する要領で水を出し入れして洗浄するようアドバイスされていますけど、この場合はインクの固着をまず溶かすのが先決かと。

この作業では、各パーツを完全に水没させることが肝要です。万年筆内部は細い部分が入り組んでいるので、ただ水に入れただけでは水の表面張力で内部の空気がなかなか出ていきません。慎重に揺するなどして、内部の空気と水とが入れ替わるようにします。内部に空気があるとそのパーツは浮いてしまいますが、水が入ることで沈んでいきます。

インクが溶け出してきました。何度か水を交換して、内部のインクをできるだけ排出します。

半日ほど水につけておきました。かなりきれいになりましたが、この部分のインクが溶け出していきません。

プレラの構造上、キャップのパーツ内に侵入したインクもなかなか外に出ていきません。

こより状にしたティッシュペーパーを突っ込み、少しずつ色のついた水を吸い出していきます

水につけたり、取り出してティッシュペーパーで拭き取るなどして24時間ほどたった状態。この程度の洗浄で実用上は問題ないでしょうけど、もう少しクリーニングしてみたいところ。

さらに12時間ほどたち、青インクはほとんどなくなりました!

首軸はこんな感じ。

ペン軸の付け根付近の青インクはやはり取ることができません。これ以上きれいにするには分解ですかね。

今回は分解掃除は見送りますが、今後挑戦してみます。

コンバーターCON-40にも、一部色が残っています。コンバーターは分解できないので、これが限界ですかね。

更に半日ほど時間をかけて乾燥させたのち、組み上ると、美しい状態に戻りました!万年筆の洗浄はこれで完了です。

当面使う見込みの無い万年筆も、このように洗浄してから保管しておくのが良いでしょう。

では、インクを入れて・・・と。

手も汚して・・・と(笑)

インクの充填が完了しました!

M(中字)の万年筆は初体験です。F(細字)より太いことで、紙に引っかかる感じがほぼ無く非常に滑らかな書き心地です

色彩雫のama-iro(天色)インクですが、思いのほか水色に近い、晴れたお空の色という感じ。初心者の小生ですので使い所に迷っていないといえば嘘になりますけど、定番カラーではない独特な色彩を楽しみたいです。

余談ですが、色彩逢い(いろあい)はしばしば色彩違い(しきさいちがい)と読んでしまい、トホホとなりがちな小生。しっかりとしたキャップやペンクリップが付いていて、本体もカクノより馴染む程よい重さがあるので、プレラ色彩逢いはいい感じの万年筆です。7色のカラバリがあるので別のカラーも気になります。

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