我が家のBluetoothイヤホンたち、要らない子はどれだ!??泣く泣く最終選別してみた。

ガジェット, 音楽KBEAR, KZ, okcsc, TRN

昨年末から、TRN BT20S ProKZ S1KBEAR S1Sabbat X12 Ultraと、ワイヤレスイヤホンを買っては試すという楽しい時間を過ごしてきました。中華ガジェットを楽しむ秘訣は、安いんだから複数手に入れて自分で比較することでもあります。だって、他人のレビューは他人のレビューでしかありませんから。

どれも個性的で全く気に入らないものはないんですけど、そろそろ戦力外のものたちには第二の人生を歩んでもらおうと思い、リストラを前提に改めて比較してみることにしました

まずは持っているガジェットたちをかんたんにおさらいしてみます。

■TRN BT20S Pro

手持ちのイヤホンをTWS化できる、手持ちのガジェットたちの中では最も先進技術を感じる一品。バージョンアップを重ね、収納ケースで充電できるようになった本製品の設計は素晴らしく、お値段以上のビルドクオリティは所有欲を満足させるものがある。イヤホンを取り替えることでイヤホンの特性も楽しめる点も他のガジェットにはない特徴だが、Bluetooth接続の不安定さでも群を抜くものがある。独自形状になってしまったUSB Type-Cコネクタも減点ポイントと言わざるをえない。

■KZ S1

小生手持ちの中では最もシンプルなTWS。イヤーチップをウレタン製に交換することにより、1DD+1BAを搭載した本来のイヤホン性能を発揮するようになった。ケースに戻すことで電源off、充電開始できるのはTRN BT20S Proと同じで快適そのもの。小型で機動性も良く、マスクとの干渉も一切無し。ケースも含めトータルで安っぽいデザインが玉に瑕か。

■KBEAR S1

イヤホンを交換できるBluetoothデバイスだが、左右のモジュールが繋がっている。取り回しの点ではTWSたちに及ばないものの、しなやかなケーブルなので衣服やマフラーなどと意外と干渉しない。イヤホン交換でいろいろなイヤホンで楽しめる点はTRN BT20S Proと同じ。左右のモジュールは物理的に接続されているため、TWSに比べ電波干渉などにめっぽう強い印象。ケーブルが華奢なので断線を心配している小心者の小生である。

■Sabbat X12 Ultra

珍しいインナーイヤータイプのTWS。耳道に栓をしないので外界の音も自然に入ってくる。屋外で安全に使うためのイヤホンである。デザインは秀逸で、このタイプに多いタッチパネルではなく物理ボタンなので操作性は抜群。インナーイヤータイプの弱点か、音質や装着性では耳栓タイプに若干劣る。ケースがUSB Type-C充電なのは良き。ケースは最もコンパクト。

という感じです。それぞれに良い点悪い点があるものなので、個人的に重視するポイントに絞って比較していきます。

□音の好み TRN BT20S Pro = KBEAR S1 > KZ S1 > Sabbat X12 Ultra

好みのイヤホンに付け替えられるタイプは、音質面での比較にはならないのですけど、KZ S1も悪くないですよ。KZ S1はたまに音程に揺らぎが生じることがありますね。処理落ちでしょうか。

□Bluetooth接続安定性 KBEAR S1 > KZ S1 = Sabbat X12 Ultra >> TRN BT20S Pro

小生の使用環境は、主に地下鉄とそんなに人が多いわけではない屋外です。Bluetooth接続は他の電波の干渉を受けると途切れたりしてしまうのですが、TWSはさらに左右のモジュールも電波で接続していますので、より干渉電波の影響を受けやすくなってしまいます。

その点で、TWSではないKBEAR S1の安定性は群を抜いており、30分程度の使用では音が途切れることが1回あるかないかくらいです。やはり音声の途切れはイライラ以外の何物でもないですからね・・・

TWSであるKZ S1とSabbat X12 Ultraは、数曲に1回途切れるくらいかな・・・KBEAR S1と比べると途切れる回数は明らかに多いです。たまに音飛びが頻発することもあり、その際は一時停止→再生という操作をすることで、まるで水路の詰まりが解消するかのように音楽の流れが戻ってきます。

接続性が最も良くないのはTRN BT20S Proですね。あくまで小生の個体だけかもしれませんが、数分に1度は連続した音飛びが発生します。しかも人混みの中だけではなく、人通りのほとんどない屋外や、自宅内でも発生するんですよね。調子が良いときもあるんですけど、悪いときは本当に耳から外して投げ捨てたい衝動に駆られます。コンセプトは素晴らしいのに、我慢してまで使いたくないと正直思っています。

□取り回しの良さ KZ S1 = Sabbat X12 Ultra > TRN BT20S Pro > KBEAR S1

マスクの常時着用&厳冬期の札幌という条件下ですが、取り回しなど使い勝手に関してはこんな感じ。充電ケースがコンパクトで、マスクとも一切干渉しないKZ S1とSabbat X12 Ultraは最高ですね。TRN BT20S Proは耳掛けタイプのTWSなので、うまく扱わないとマスクの紐に引っかかります。左右モジュールが繋がっているKBEAR S1は、この観点ではちょっとだけ不利ですね。

□本体ボタンの操作性  KBEAR S1 > Sabbat X12 Ultra > TRN BT20S Pro > KZ S1

普段の操作はほぼ全てプレーヤーで行っていて、操作方法を忘れていたりしていますので、改めて操作方法をまとめてみました。この他に電話応答やAI呼び出し、初期化などの機能もあります。

TRN BT20S ProSabbat X12 UltraKZ S1KBEAR S1
再生/一時停止左右どちらかのボタンを押すボタンを押すボタンをタッチ再生ボタン
曲送りどちらかのボタン2度押し右ボタン2度押し右を2度タッチ+ボタン長押し
曲戻しどちらかのボタン3度押し左ボタン2度押し左を2度タッチ-ボタン長押し
音量up右ボタン3回押し+ボタン
音量down左ボタン3回押し-ボタン
電源on/offケースに戻す/ケースから取り出す
ボタン長押し
ケースに戻す/ケースから取り出す
(on)ボタン押し
(off)左右ボタン4秒押し
ケースに戻す/ケースから取り出す
ボタン長押し
再生ボタン長押し

操作にはタッチパッド式を採用するTWSが多いのですが、タッチパッド式は正確に操作するのが難しいので好きではありません。この点で残念ながらKZ S1は最下位確定!

KBEAR S1はボタンが3つに分かれているので、1ボタンでダブルクリックなどを駆使する他よりシンプルです。曲送り・曲戻しの際の長押しは、押す時間が短いと長押し判定されないのでコツが要りますね。Sabbat X12 Ultraは物理ボタンなので操作しやすいです。TRN BT20S Proも物理ボタンですが耳の後ろのモジュール部分にボタンが有るため、モジュールがゆらゆら揺れてボタン位置を掴みにくいのが難点です。TRN BT20S ProとKZ S1は本体で音量調整ができません。小生は気にしませんが音量調整できないと困る方には厳しいかも。

□購入価格 Sabbat X12 Ultra > TRN BT20S Pro > KBEAR S1 > KZ S1

たしかこうだったはず。

□その他

本体重量や電池の持ちなど、人によっては気になる点があるかもしれませんが、小生の運用方法だとそこまでロングなバッテリーライフは必須ではないのでここでは比較しません。

また音質判断の大きな目安になるコーデックですが、KZ S1はAACまで、Sabbat X12 UltraとTRN BT20S ProはaptXまで、KBEAR S1はaptX HDまで対応しており、一応KBEAR S1が最上位ということになっています。ですが小生のリスニング環境ではコーデックの違いよりイヤホンの違いのほうが影響が大きいので、コーデック比較は割愛します。というか、音質のことは小生には好き/嫌い以上のことは語れないので。

□現時点での総合評価 KBEAR S1 > KZ S1 > Sabbat X12 Ultra > TRN BT20S Pro

そこまで悩むことなく、このように決まりました。取り回しに多少の難はあるものの、接続安定性とイヤホンを取り替えられる楽しい仕様でKBEAR S1がトップに。KZ S1は見た目より中身で勝負できている感じ。イヤーピースをウレタンに取り替えたことで劇的に音が良くなりました。

Sabbat X12 Ultraは超小型で取り回しは良いものの、音質が他に比べ一段劣るので残念ながら補欠に。そして購入前から最も期待していたTRN BT20S Proですが、やはり音楽を楽しむ最も基本的な接続安定性に欠けるので、ほかに余りある魅力があることは重々承知しつつも我慢して使い続ける気になれず、おいおい手放そうと思います。素晴らしいコンセプトを持った商品なので、今後に期待したいです。

やっぱ有線が一番だよね!なーんて、それを言っちゃあおしめぇよ~!!

関連記事: