年賀状を出すための戦略とか
時節柄、年賀状を書いています。今さら?と思うかもしれませんが、まあ今さらと言えなくはないのですが、一応年内にある程度の人には書いたのですよ。元旦に届いたかは分かりませんが、一応年内にある程度書きました。出す人は、基本的に去年年賀状をくれた人。
で、今さらどうして書いているかというとお察しのいい方には分かると思いますが、出してなかった人から来たから。なんか、出し返さないと(?)無礼というか、目上の人から来たら出さないわけにはいかないでしょ、といった感じで、出さなければと思いつつも、そこで最悪の事態が。手持ちの年賀はがきが底をついた!買いに行かねば!でも夜だったりすると郵便局は当然閉まっているし、コンビニに行っても、もうそろそろ年賀状シーズンも終わりに近いため、たぶんもう仕入れず在庫のみの販売になっているのでしょう、欲しいタイプの物が極端に品薄というか在庫が無かったりする。そんな中、数件のコンビニをはしごし、数枚ずつインクジェット専用はがきを買い集め、ようやく20枚買えてほっとして家に帰ってみると・・・!
また年賀状が来ている・・・!
20枚じゃ足りねぇじゃねぇかーッ!!
と、しょうがなく不本意ながら柄入りのものを買って間に合わせたりする、そんな切ない事態になったりする今日この頃です。
まあゆうびんさんは「年賀状は、贈り物だと思う。」といったかっこいいキャッチコピーで低迷する年賀状市場を底上げしようとして、このコピーは小生的には嫌いじゃないのだけれど、上記のような苦労があったりして面倒な習慣であることは確か。なんとか面倒なくやり過ごすことはできないものか。
小生の年賀状対策に問題があるとすれば、想定外の年賀状に対して後手後手に回って、文字通り後出しになってしまっていること。つまり、先手を取って年賀状を仕入れる枚数とか出す相手を完璧に把握して決定してしまえば、こんなことは起こらないはず。
どんな戦略が考えられるか。
1.誰にも出さない
2.全ての人に出す
3.「去年」くれた人に「今年」出す
4.「ランダム」に出す
こう書いてくると、この「年賀状対策」は、「囚人のジレンマ」の要素があることが分かる。囚人のジレンマというのは、次のような状況のことである。重大事件の共犯者2名が別々の軽犯罪の容疑で収監されており、別々に取り調べを受けている。2名とも黙秘すれば重大事件を立件できず、軽犯罪の容疑で3年の刑、いずれも自白した場合は重大事件の共犯者として10年の刑、いずれか一方のみが自白した場合は、自白した方は情状酌量され1年の刑、自白しなかった方は重大事件の犯人として最も重い15年の刑が決まる。自分にとって最も良い状況は、自分は自白し(1年)相手が自白しなかった(15年)場合だが、お互い自白してしまうとお互い10年の刑になる。だが、お互い黙秘した場合は3年の刑で済む。つまり、自分本位の行動が、相手の行動の結果によって必ずしも最上の結果にならない場合がある、というジレンマである。
「囚人」というシチュエーションはなかなか体験できることではないが、これをもっと単純なゲームとして、例えばお金を掛けるなどして、「黙秘」を「協力」、「自白」を「裏切り」に置き換えてゲーム形式で何度も繰り返して行なう場合、どのような戦略が一番強いかということを初めてコンピュータシミュレーションを用いて研究しようとしたのがアクセルロッドである。彼はいくつかの戦略をプログラミングしてシミュレーションを行なった。その結果、一番勝ち残ったのは「応報戦略」であったという。「応報戦略」とは、最初は「協力」し、そのあとは前回の相手の行動を真似するという、言い換えれば自分からは決して裏切らない、という戦略である。
つまり、これはどういうことか?
小生は年賀状を出すときに、つまり、「4.去年くれた人に今年出す」というようにすればいいのだ!
そして、日本中の人がその戦略を取る事で、とりあえず年賀状問題については最良の結果になるはず。
それはどんな日本になるだろう。

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