α7IIIの最小構成を考える。フルサイズカメラを日々持ち歩くために!

2021-12-13写真・カメラcanon, Sigma, Sony

CANONのパンケーキレンズEF40mm F2.8 STM、小型軽量を活かすために保護フィルターもフードも外してみた! – HERMITCRAB

EOS6Dより小型なα7IIIですから、気軽に持ち歩くときは小さな構成にしたいものです。小生のα7IIIの現在の最小構成はこちら。

SIGMAのマウントアダプターMC-11を介してCANONのパンケーキレンズEF40mmf2.8STMを付けています。

上から見るとこんな感じ。EF40mmf2.8は厚さ2cmちょっとの薄型レンズなのですが、MC-11は3cm近くの厚さがあり、合計で5cmくらいの厚さのあるレンズということになります。

CANONの撒き餌レンズEF50mmf1.8STMと比較してみました。40mm+MC-11の組み合わせは、右の50mmよりも長尺のレンズになってしまっていることがわかります。もっとコンパクトなレンズを探してみたくなるのは人の性というものでないでしょうか。というわけで探してみました。

SONY純正のフルサイズ対応レンズではたぶん最薄の36.5mm厚(マウント部を除くとたぶん33mmくらいでしょう)。35mmの単焦点でf2.8はとても使いやすいスペックです。
純正レンズを1本くらいは持っておきたいという気持ちはありつつも、CANONのEF40mmF2.8やEF50mmf1.8が4本買える値段には躊躇しますね。というか、キャノンの撒き餌レンズが安すぎるのでしょうか・・・

上とカタログ上は同スペックで値段は約半額のSAMYANG(サムヤン)のレンズです。とにかく評判の良いレンズです。

先日ヨドバシカメラで見てきました。EF40mmf2.8ほどではありませんが、充分にコンパクトな印象でした。SONYのEマウント対応のフルサイズレンズですので、MC-11を介したサードパーティーレンズでは使用できないAF-AやDMFも動作していましたね。

パンケーキレンズ並にコンパクトにできないか、と考えると、APS-C用のレンズを使うという手もあります。

APS-Cで20mmですから35mm換算の画角は30mmとなります。厚さは20mm程度ですのでサイズ感は申し分ないですし、30mmという画角も面白そう・・・と思いながら、フルサイズセンサーのAPS-C部分しか使えないというのは気持ち的になんとも・・・フルサイズ用のレンズはAPS-C用のレンズより値段が高いというの常識のなかで、これ(APS-C用)と同程度の価格で上のSAMYANG35mm(フルサイズ用)が買えると思うと、ちょっと躊躇してしまいます。

こんなレンズもありました。35mm換算の画角は24mmですので、レンズキャップ代わりに常時付けるには使いにくい画角かもしれませんが、中古で1万円を切る価格は魅力です。
ただ糸巻収差が大きく、解像感は良くないようです・・・

デジタル一眼“α7R”にEマウントレンズを全部装着してみました:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ
ソニーE 16mm F2.8は開放ではかなりソフトな描写 – デジカメinfo

というわけで、もろもろ調べたのですが決め手に欠け、今のところはEF40mmf2.8STMとMC-11の組み合わせでまあいいか、というところです。サムヤンのレンズが中古で安く出ていたら飛びついてしまうかもしれませんが・・・
EF40mmf2.8STMの評価は非常に高く、小生もそのコンパクトから想像もできないような描写に感動しています。しかも1万円台という安価なレンズですから、これよりコスパの良いレンズを開発するのは至難なのかもしれませんが、なんとかSONY陣営さんにも頑張ってほしいものです。

キヤノンEF40mm F2.8 STM は開放から周辺部まで素晴らしい解像力 – デジカメinfo

おまけ:

小生のα7III最小構成セットをストロボ2灯で撮影してみました。カメラはEOS5D3、レンズはタムロンの90mmf2.8macroです。