UMIDIGI G7 Tab Proレビュー。

2025-11-18ガジェット, スマホ・AndroidUMIDIGI

UMIDIGIのAndroidタブレットG7 Tab Proを購入したのでレビューします。

実売30,000円を切る価格にしては必要な部分をかなり押さえている、安価な中華タブレットとは一線を画す使えるタブレットです。

スペック

UMIDIGI G7 Tab Proのスペックをまとめておきます。

メモリ8GB+拡張8GB
ストレージ256GB ROM microSDカードは1TBまで対応
カメラリア13MP フロント8MP いずれもf/2.2
SoCMediaTek Helio G99
ディスプレイ11インチ 解像度1920×1080px
バッテリー8000mAh
充電18W
顔認証あり
指紋認証なし
NFCなし
接続nanoSIM×2 または nanoSIM1+microSD
Bluetooth 5.2
WiFi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
FMラジオ 87.5-108.0MHz
対応バンド4G:FDD-LTE:B1,2,3,4,5,7,8,12,17,18,19,20,25,26,28,AB66
  TDD-LTE:B34,38,39,40,41
3G:WCDMA:B1,2,4,5,6,8,19
2G:GSM:B2,3,5,8
位置センサGPS,Glonass,Beidou,Galileo
センサー近接センサー
環境光センサー
電子コンパス
加速度センサー
仮想ジャイロセンサー
音声出力4スピーカー
ヘッドホンジャックあり
Widevine L3
初期OSAndroid13
技適あり
サイズ256.6×168.1×7.5mm 513g
付属品保護フィルム(貼付け済み)
フリップケース
充電器
SIMトレイ取り出しピン
USB Type-Cケーブル
クイックスタートガイド

公式情報に、個人的にチェックしたポイントを追加しました。

開封

ホリゾンブルーとでも言えばよいのでしょうか。明るすぎず暗すぎず、鮮やかすぎず地味でもない、絶妙なブルーで塗られた箱に、バキッと目に飛び込んでくるまっ黒なGの文字。秀逸な配色デザインの箱です。

裏面にいろいろと重要な情報が入っていたりするのは中華ガジェットのお約束です。

側面にはこんなシールが貼られています。IMEIは一応隠しときます。

箱の中にはこのようにパッケージされています。結構でかい箱だなと思ったのですが、このサイズのタブレットなら納得ですね。

タブレットには画面保護シートとケースが最初から付けられていました。

内容物はこんな感じ。なんかタッチペンみたいなものが付いてましたがたぶん使いません。

UMIDIGI端末ではおなじみの赤いUSB Type-Cケーブルと充電器。充電器は5V2A、9V2A、12V1.5Aで最大18W給電可能なタイプ

クイックマニュアルはマルチランゲージで、日本語でも記載されていました。

タブレット正面。

タブレット裏面。カメラは2眼に見えますが、下の方はLEDライトなので実際は単眼です。中央のシールに技適マークも見えます。

上部はこんな感じ。2基のスピーカーと電源ボタンがあります。

下部は、中央にUSB Type-Cとその両脇に2基のスピーカー、写真右端にSIMトレイ、見えづらいですが左端に3.5mmヘッドホンジャックがあります。

右側面には、上部(写真左)にボリュームスイッチ、下部(写真右)にマイクが配されています。

一番表面に貼られている保護シートは、セットアップが完了し故障のない端末であることを確認してから剥がします。

重量は本体のみで516gでした。

ケースを付けると730gに増量。個人的な印象では、ケースなし状態だと数字以上に軽く感じました。

ケースはごく一般的なフリップタイプ(風呂蓋スタイル)。本体側はTPU素材です。

初電源投入

電源を入れていきます。

ドロイド君が出てきて・・・

セットアップが始まりました。

ごく普通にセットアップ完了。

仕様チェック

最初から入っているアプリはこれだけ。Googleアプリもそれ以外も最小限です。Playストアはもちろん入っています。

タブレット情報はこちら。

タブレット情報→Authentication information技術基準適合証明(技適)マークが確認できました

初期状態でストレージは20GB使用されていました。内蔵ストレージは256GBもあるしmicroSDで最大1TBも加増できるので、恐るるに足りません。

Antutuスコア

Antutuスコアを計測しました。Antutu V10.3.4の結果は395600点でした。

小生のメインタブレットXiaomi Pad5は約65万点、メインスマホXiaomi Redmi note 10proは約37万点です。少なくとも小生のメイン環境レベルのスコアは出ていますし、実感としても低機能な中華スマホ/タブレットとは一線を画す快適な動作速度です。

タブレットだけど通話可能

SIMはnanoSIM対応。SIM3はmicroSDと排他で、eSIMには対応していません。サブ回線として契約している楽天モバイルSIMで動作チェック。

APNを正しく設定すると、VoLTE表示が出ました。

G7 Tab Proは4Gだと1、3、8、18、19、26のバンドに対応しています。基本的にこれらのバンドに対応していればドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルを快適に使えるといって差し支えないようですので、日本国内での使用に不自由はなさそう。

一応3Gにも対応してますけど、現状で3Gが生きているのはドコモだけですし、3Gの重要性はかなり低くなりましたね。

通話も可能です。タブレットなので耳に当てることはできませんけど、スピーカーモードにするとか、マイク付きイヤホン/TWSを使えば問題なし。楽天モバイル専用アプリを使って、無料通話機としても活用しています。

充電性能

ほぼカタログスペックどおりの9V2A=18W充電ができています。

カーナビとして使う

GPS付きで4G回線もありますから、大画面のカーナビとしても使えそうです。ただし端末をどのように固定するかが課題ですね。未検証なのでこれ以上書くことはありません。(*´ڡ`●)

Widevine L3

気になる人には気になるポイントかもしれないのが、Widevine L3だということ。WidevineとはGoogleが提供するデジタルコンテンツ保護技術のことで、PrimeビデオやNetflixなどの動画ストリーミングサービスを高画質で楽しむには、L1という高レベルに対応している必要があります。

Widevineレベルを調べるには、AndroidだとDRM Infoというアプリを使います。

DRM Infoを実行した結果がこちら。Widevineセキュリティレベルは最低ランクのL3でした。まあL1対応はセールスポイントですから、L1対応中華端末だったら大々的に書いてありますからね。G7 Tab Proにそのような記述はなかったのでL1に対応はしてないだろうな、とは思ってました。

セキュリティレベルがL3だとFHDなど高画質での再生はできず、480p=720×480pxまでの解像度だそうです。今や懐かしいSD画質というやつですね。単純計算でFHDの1/4以下の画素数なので、ガッカリ画質だと嫌ですね。比較してチェックしてみましょう。

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

発色の違いは置いておくとして、この2つの違いがわかりますか?もっと言うと、画質が悪くて見るに堪えない、許せない!って感じはしますか?

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

こちらは左側の端末です。Widevine L1に対応したXiaomi Pad5です。FHDで表示されており、線画の先端まできっちりくっきり描画されていますね。

© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

こちらは右側の端末で、今回レビューしているG7 Tab Proです。Xiaomi Pad5に比べると線画は眠く、ジャギーも目立ちます。一般的には、悪い画質、ということになるでしょう。

ただ所詮は10インチ程度のタブレットなので、ここまでアップにすることはありません。L1かL3かは、テレビなど大画面で見るとき以外はあまり気にする必要はないと個人的には思います。それに、2000年とかより前の映像作品はSD画質の物も多いですからね。

動画視聴では画質よりも大切なものがあります。それは音質です。しょぼい画でも音が良ければ没入感は出てきますし、逆にいくら映像が素晴らしくても音が悪ければ聴いていられません。

G7 Tab Proは左右に2基ずつのスピーカーを備えていてステレオ感もあるので、上のような眠い画も気にならないほどの充分な没入感を得られます。というかエヴァン・コールの音楽は神です!

とりあえずのまとめ

そこそこキビキビ動き、モバイル回線、microSDあり、スピーカーもヘッドホンジャックもあるという、必要でありながらも安価なタブレットでは省略されがちな機能が盛り込まれた、充分使えるタブレットです。

OSがほぼ素のAndroidなので、他メーカーの端末のような付加機能に乏しいのは好みが分かれるところでしょうか。Widevine L1に対応していないのも相まって、ハード面を潤沢にする代わりにソフト面でコストを削るUMIDIGI社の姿勢が見え隠れします。過去に使っていたスマホたちもだいたいそんな感じでしたね。

過去に使っていた同社のスマホでは、ソフト面がブラッシュアップされていない状態で発売され、アップデートで修正していくという流れが見られました。ですがこのG7 Tab Proは、ソフト面は一応不具合がない状態まで調整されているように感じます。買ってすぐに使える良タブレットなので、1万円台の低スペック機を買うよりは、長く使えるG7 Tab Proを購入するのをおすすめします。