レジ袋が有料化になりましたね。
出先で昼食。今日はセブンイレブンの親子丼。一日中雨模様でちょっと肌寒い日だったので、温かいものが食べたかったのです。
普段の買い物には以前からマイバッグを持っていく小生ですけど、今日は持ってなかったこともあり、レジ袋を有料で買い、温めてもらった親子丼をレジ袋に入れてもらいました。
車内で食べようとすると・・・まあ!思いのほかつゆだく!気を緩めると美味しいつゆをこぼしそう!パッケージを慎重に開け、つゆのしたたるフタを巧みに処理し、美味しく親子丼をいただきました。
思ったのは、こういう商品はレジ袋もパッケージのうち、ということ。
だって、食べた後の容器を車内やそのへんにむき出しのまま放置できないでしょ。無造作に放り投げたら衛生面でも問題があるでしょ。そこでレジ袋ですよ。熱々でつゆだくの親子丼を安全に持ち運び、食べたあとは空の容器を衛生的に処理できる。レジ袋のおかげで、日本の高水準な衛生環境は保たれているかもしれません。
レジ袋の有料化は結構なことです。でもレジ袋、必要なときはあるでしょ?弁当を持ち歩くときは必須でしょ?繰り返し使うのに洗濯もできない非衛生なマイバッグに食品を入れることはどう思う?小さなお店に、客が自分で商品をマイバッグに入れるスペースがある?
そもそも、マイバッグもたいていナイロン製なわけですよ。数枚のレジ袋を節約するためにマイバッグを買い漁るのを推奨するって、政策としてどうなんでしょう。冷静に比較検討した研究はあるのかしら。レジ袋削減の意図は石油資源の節約とゴミ減少ですよね。それならいっそレジ袋もコンビニ弁当の容器も、自然に優しい成分で作ったものを使うように義務付けて、そのための基礎研究や技術開発をもっと推進してはどうかしら?目的と施策がぶれないようにすれば、多少強引な施策でもディーゼルカーの排ガス規制をすすめた当時の石原都知事のように、後世の人から評価してもらえると思います。
美味しい親子丼を食べながらこんなことを考えた、とある雨のお昼でした。
吉野家、テイクアウト用レジ袋を バイオマスプラスチック配合に変更 −今後も引き続き、レジ袋を無料対応−
おわり。
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