牽引フック&ロープ取り付けの練習をした。

雪道でスタックしたときの脱出方法には、車体の下の雪を取り除いたりタイヤに滑り止めを巻いたり、はたまた何人かで押して脱出させる方法などがあります。
ただ状況によっては何をどうしてもダメなことも多々あります。そういうときは経験上、他車に牽引してもらうのが最も手っ取り早く、確実な解決方法になります。
牽引をするにもされるにも、牽引ロープと車体に接続した牽引フックが必要です。本格的な冬が来る前に牽引用具の取り付けの練習をすることにしました。
※当記事での牽引は悪路からの脱出のために一時的に引っ張ることを想定しています。故障車両の移動のための牽引は想定していません。

まずは車載工具を確認。マイナスドライバーと、スバル印の袋の中に牽引フックが入っています。

牽引ロープはメルテックの車両総重量2tタイプを購入しました。
総重量2tまでの車両に対応、破断張力は約3.3tとのこと。
目安として、小生のSHフォレスターは車両重量が約1.5tで、これに乗員、荷物などが乗った状態での重量が総重量となります。ちなみに車検証上の車両総重量とは、最大乗車定員が乗った状態(1名あたり55kg)での重量を指し、小生のSHフォレスターは約1.8tとなります。
この牽引ロープ、スペック的にはあまり大きなクルマを引くことはできないことが分かるでしょうか。ではどうしてこの牽引ロープを選んだのか?
そもそもモノコック構造の普通乗用車で牽引をすることは、車両に大きな負荷をかけてしまう危険な行為なのです。フォレスターといえど、牽引で大きな力をかけると車体が歪むなど、自車にもリスクがあります。大きな車体ですが過信せず、牽引するのは軽自動車や小型の乗用車までにしておこうと考えています。
つまり、この牽引ロープを破断させてしまうような場面では、フォレスターは力不足だという判断をするのが妥当かつ安全なのです(たぶん)。

牽引フックはクルマの前後に取り付けることができます。フォレスターの場合は、後ろはこの位置に取り付けポイントが隠されています。

フタの下部に少し隙間が空いているので、ここにマイナスドライバーを差し込んでフタを開けます。バンパーを傷つけたくない場合は、布などを間に挟むのがよいです。

フタを開けるとバンパーに穴が空いていて、その奥の車体フレームに取付穴のネジが切ってあります。

牽引フックをねじ込みました。練習なので手の力だけで締めましたが、実際はタイヤレンチなどを使ってしっかりと締め付けます。

ロープを取り付けて、準備完了。

フロントはこの位置。

フタを開けました。

ここで問題発生。牽引フックをねじ込もうとしても、メネジに食いついていく感触がありません。
どうやらフロントバンパーと干渉して、正しい位置に牽引フックのネジが当たっていないようです。このようにバンパーを少し持ち上げながらねじ込むと、きちんと取り付けることができました。実際の作業時には焦る場面なので、練習しておいてよかったです。

牽引ロープを取り付け、シミュレーション終了。
これまで小生が乗っていたクルマでは無理でしたが、フォレスターならスタックしたクルマを助けることができるかも。そんな思いもありつつ、絶対に無理はしない方針で、これからの雪道に臨みます。
そういえば以前酷い雪道で、小生を含め数人がかりで取り掛かってもびくともしなかったスタック車が、ウインチを付けたジムニーにあっという間に救助された場面を目の当たりにしました。強固なラダー構造に強力なウインチを備えた小ちゃなジムニーが、とてつもなく大きく尊いものに思えたことを覚えています。




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