【TOPTON Gaming Mini PC】DaVinci Resolve動画編集用に導入した海外パソコンの実力や如何に。

DaVinci Resolve動画編集用にデスクトップパソコンを購入しました。デスクトップパソコンの購入は10数年前に自作して以来です。ノートパソコンThinkPad X260でだましだまし作業してきましたが、もう限界なので^^;
メモリを16GBに増設したX260ですけど、ノートパソコン用のCPUですしGPUも積んでおらず、ビジネス用途にはまだまだ使えますが動画編集には力不足。少数の動画素材ならまだしも、マルチカム編集になるとカクカクでプレビューすらままなりません。まあカクカクでも編集はできるんですけど、できればリアルタイムで4つのカメラ映像が動いてほしいですね。
DaVinci Resolve用の新パソコンは、当初はノートパソコンを考えました。
Lenovo ThinkPad X1 ExtremeやDell XPS 17などがまずは候補になりますが、いかんせん値段が高い!安価なノートパソコンなら数万円で充分ビジネスに使えるものが買えるこの時代に、20万円以上のノートパソコンを買うのは当然躊躇しますよね。もちろん、値段なりの仕事はしてくれる性能なのはわかっているのですけど・・・
一方でデスクトップパソコンですが、マウスコンピューターやパソコン工房からDaVinci Resolve対応を謳ったモデルがリリースされています。いわゆるゲーミングパソコンと構成の方向が似ているのですけど、デスクトップパソコンも上を見ればキリがなく、ちょうどよい構成を決めかねます。
そんな中、こちらの記事を見つけました。10万円以下でGPU搭載の小型デスクトップパソコンが販売されている・・・と。ちょっと気になってスペックなどを調べてみました。
Intel Core i9-8950HK、NVIDIA GTX 1650搭載(選択可)とのことで、GTX 1650はThinkPad X1 ExtremeのGPUと同じですし、 Core i9-8950HKは2018年4月に発表された高性能ノートPC向けCPUで、当時のフラッグシップ機の性能。高性能ノートパソコンを買うと思えば、この小型パソコンのスペックとコスパは、とても魅力的に思えてきました。
というわけで、小生はAliexpressで購入。AliexpressではTOPTONというところが販売していました。前述の紹介記事では、Banggoodで販売されているNVISEN Y-GX01とのこと。おそらく各セラーが自社ブランド名で販売しているのでしょうね。
ちなみに現在はCore i9-8950HK搭載モデルは販売されておらず、より上位のCore i9-9980HKになっていました。そのためか、$100以上も値上がりしているようです。

小生は独身の日セールのあとのブラックフライデーセールで購入。セール割引などあり、最終的な値段は送料込みで72,718円となりました。ただ発送がFeDexだったんですけど、北海道への発送ということで遠隔地手数料が$40掛かってしまいました。最安の送料にしてもらえれば送料無料なのですが、今回は精密機器なのでFeDexに。
日本国内に入ってからは西濃運輸に引き渡され、12月10日に配達されました。

テープでぐるぐる巻かれ、伝票をいくつも貼られ、油性ペンで色々書かれ、なかなかのスゴイ荷姿。開封していきます・・・!

わかりやすいラベル。

メーカーロゴなどなく、ただGaming MiniPCとだけ書かれた化粧箱。

中身は2段のお重のようになっていました。

中身は、本体、ACアダプタ、マニュアルと、増設SSD用のSATA接続用ケーブル類。

特徴的なデザインの本体。ゲーミングPCらしく、電源を投入すると上部のスリットが赤く光るそうです。

インターフェイスは背面に集まっています。左から、電源、USB3.1 Type-C、ディスプレイポート、HDMI、USB2.0×2、USB3.0×4、イーサネット、3.5mmヘッドホン出力。ディスプレイポートとHDMIは4K出力対応とのこと。


本体左右にスリットが空いています。左側(下の写真)から排熱される設計です。

ACアダプタは19V7.89A(≒150W)出力タイプで、とても大きいです(笑)
そういえば、パソコンを自作するときは電源も選んだな、300Wとか500Wとかあったな、なんてことを思い出しました。

そしてなんと3極コード仕様でした。一般家庭だと水回りなど限られたところにしかアース付きの電源コンセントはありませんね。小生もそうです。

たまたま差込口の角度を変える変換プラグを持っていたので、なんとか使える様になりました。
ただ小生の方法だと、端子がひとつ露出したままです。安全のためには、こういう変換プラグを使うべきですので、後日これに取り替えます。
あるいは、ケーブルをこういうタイプに取り替えてしまうのがよいでしょう。

電源を投入し、Windows10が起動!
お!英語版のWindowsだ!

海外版のWindowsも日本語化できますので、詳しくはググってください。
ただこういった作業は、往々にしてそれぞれの環境で表示されるものが異なることがありますので、情報を適宜自分の環境に読み替えてください。小生の場合は、ネット情報に忠実に日本語化を試みたものの、部分的にしか日本語になりませんでした。ですが、数日たったのちにいつの間にかほぼ全部日本語になっていましたw
時が解決してくれることって、あるんですよね~
パソコンの内部構成をチェックしておきましょう。
Windowsは10Pro 、メモリは16GB、GPUはGeforce GTX 1650が入っています。

ストレージには512GBのM.2 SSDが入っていますが、パーテションがCドライブ:100GBとDドライブ:376GBに分けられています。パーテーションが分かれている必要はないので、パーテションを一つに結合して、大容量のCドライブにして運用することにしました。
↑以前同じ作業を行っていました。

SSDの速度を計測してみました。小生が初体験のM.2 SSDなんですけど、速度はSATA接続とは桁違いですね。これはすごい!

GPUの性能を確かめるために、ベンチマークソフトを走らせてみました。ゲーミングPCの定番のベンチマークソフト、ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークです。
結果は上のとおり、非常に快適との結果。

こんな感じのスコアとなりました。

ちなみにX260で同じベンチマークソフトを走らせた結果はこちら。動作困難とのことです。スコアも10倍以上の違いがありますね。

モザイクだらけの画面ですみません。X260で作業していたマルチカム素材のDaVinci Resolve画面です。X260ではよちよち歩きだったプレビューも、新PCではリアルタイムで動きます。GPUの認識も問題なし。
というわけで、ゲームは一切しなくなった小生がDaVinci Resolve用にゲーミングパソコンを手に入れた、そんなお話でした☆彡
念のためAmazonをチェックしてみたら、なんと同じスペックのが出品されていました!納期が1ヶ月近くかかることから察するに、中国からの発送なのだと思います。
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