【ドローン空撮】小樽の名前の由来となったオタネ浜。2020年現在、どうなっているのか?

2021-12-13きまぐれ雑記, たび旅, 写真・カメラDaVinci Resolve, ドローン

北海道大学の北側付近から石狩湾にかけて、新川と呼ばれる人工の河川があります。

新川 (北海道) – Wikipedia

新川はほぼ直線で、新川通と呼ばれる幹線道路が併設されており街灯も直線に並んでいるので、札幌市内中心部の高台からも見えたりしますが、新川が石狩湾に注ぐ河口の東側にオタネ浜という砂浜があります。

小樽の語源とも言われているオタネ浜、新川の西側に広がるおたるドリームビーチと同様海水浴に良さそうな砂浜海岸なのですが、正式な海水浴場ではないらしく行政や民間業者による整備がされておらず、そのせいで心無い利用者による直火BBQ、ゴミ放置のほか水難事故多発などあり、2018年頃から限られた利用者しかクルマで進入できないようになっているようです。近くには石狩湾新港開発に伴い立ち退きを余儀なくされた小樽内の碑「オタナイ発祥之地碑」などあり、忘れられた歴史の地という感じ。

ネットで色々調べましたが、書いてあることがいろいろです。上記のとおり、2018年より前の記事だと割と気軽に行って楽しかった的な記事がヒットしますが、それ以降の記事では「道路にバリケードがありクルマで入れなかった」という記事もヒットします。2020年の現在はどうなのか、見に行きました。ついでに非DID地域なのでドローンも飛ばしてみたいところです。

最初に参考サイトをあげておきましょう。

札幌原人著 札幌古地名考目次 支部だより「街」連載 その29「オタネ浜」の巻(1986. 9.№2)

「オタネ浜」を広めよう実行委員会

新川沿いに河口までサイクリング!オタネ浜・オタナイ発祥之地碑まで行ってきた | madの写真帖

小樽内橋

オタネ浜への入り口は、新川通と道道225号の交点付近にあります。

ここですね。未舗装道路の先に柵が見えます。

ですが、googleストリートビューで行けるところまで進んでみると、なんと柵がありません。

これはストリートビューの写真が撮影された日が異なるからで、2020年8月現在では、柵のある写真は2018年6月に、柵のない写真は2015年6月に撮影されているからです(ストリートビューの右下に撮影日が記載されています)

実際に行ってみると、こうなっていました。重厚な柵で遮断されています。

横の張り紙にはこんな事が書かれています。なになに・・・

オタルナイ橋の解体工事が8月上旬から始まります。新川マリン会関係者、また通行者の方は工事車両に注意してください。 -NPO法人 新川マリン会

特定非営利活動法人新川マリン会紹介ページ | activo(アクティボ)

この柵には南京錠が2つ付いていて、番号を知っている人は柵を開けて通れるようです。またそれは新川マリン会の関係者さんだと可能なようですね。そして通行者の方は工事車両に注意してくださいということは、入ってはダメというわけではなさそうです。ちょうど柵の右端に人が通れそうな隙間が空いていたので、ここをくぐって入ってみました。

このあたりは住宅地ではないため、新川の両岸は草が生い茂っていました。ご覧のとおり日没が近いです。小生は日没後にドローンを飛ばして良い許可を受けていませんので、適当なところでドローンを飛ばしてみました。

BGMを付け、3分程度の動画に編集してみました。ドローンはDJI Mavic Air、編集ソフトはDavinci Resolveです。

河口の左右は原生林ぽいですが、その先にクレーンのようなものが見えます。河口の東側(写真右側)がオタネ浜です。

河口付近に廃橋があり、解体工事が進んでいます。これがオタルナイ橋です。クレーンが載っているのは解体用の仮橋でしょうね。仮橋の方にボートや自家用車が駐車されている一角があります(Googleマップの航空写真でも確認できます)。

オタネ浜の更に東には風車が。そのさらに東が石狩湾新港です。

例によって飛行中のドローンを撮影しました。