長万部町の水柱を再び訪れた。ついでに郷土資料館で鉄道と戯れた。

たび旅, 鉄道

長万部町の飯生神社のそばに突然吹き上がった水柱の勢いが弱くなっているそうです。実は今から1週間くらい前に再度訪れていたのですが、そう言われてみると1ヶ月前に訪れたときのような轟音感はなく、水の流れも見やすくなっていた(=勢いがやや弱くなっていた?)ような・・・

前回は忙しくて立ち寄れなかった町民センターの鉄道展示も見てきました。

水柱遠景。今思えば、前回ほどの高さはなかったですね。

飯生神社です。前回もそうですが警備員さんが何人かいました。神社には駐車場がないので、近くの公共施設の駐車場を利用しましょう。

花手水。癒やされます~

飯生神社の創祀は江戸後期の安永2年(1773年)。松前藩によって建立されました。天照大神(あまてらすおおみかみ)、大國主命(おおくにぬしのみこと)、倉稻魂命(うかのみたまのみこと)が祀られています。

お賽銭をして旅の安全を祈ったあと、水柱へ。

水柱は元気に吹き上がっていましたが、前回に比べて水の形がハッキリしているような・・・

これが前回の様子。

前回は水しぶきもすごくて柱の形も定かではない感じだったのですが、今回は柱として見えている感じ。一緒に吹き出している水蒸気などのガスが減っているような印象です。

前回と大きく違うことは、このように立ち枯れてしまっている葉っぱが多いこと。塩害の影響は確実に周囲に及んでいます。

そんな中でも、きれいな花が周囲に咲き誇っていました。何という花かな~と思って調べてみると・・・

おそらくオオハンゴンソウという外来種ですね。花に罪はないですが、厄介者という扱いになってしまっています。

飯生神社と学習文化センターの間くらいにある町民センター内には、鉄道資料の展示があります。

かつて鉄道の町として栄えた町を思い起こさせるようなグッズばかり。2030年の新函館北斗-札幌の北海道新幹線開業に伴い、長万部には新幹線の駅が設置されます。

同じ館内にある郷土資料室に展示されているのは、寛文9年(1669年)のシャクシャインの戦いから昭和58年(1983年)頃までの、町の歩みをたどる多くの民俗文化財とのこと。

長い歴史をたどり、北海道新幹線とともに新たな鉄道の歴史が始まる長万部町ですが、一方で並行在来線の廃止などによる影響や問題は山積していて、一地方自治体やJR北海道だけで解決できるものではありません。

水柱によって文字どおり全国に名を轟かせた長万部町。水柱はそのうち収束するでしょうが、一時的なブームに終わらせない何かはあるのでしょうか・・・?

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長万部町のすぐ側にある線路をまたがる人道を撮影したことがありました。

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Posted by Hermitcrab