OSMO ACTIONに使用するmicroSDカードはUHSスピードクラス3以上のものが推奨されています。しかし、小生はUHSクラス1のものを購入してしまいました。
UHSスピードクラスは、いくつかあるmicroSDカードの規格の一つで、データ転送の最低速度を保証するものです。クラス1だと10MB/s、クラス3は30MB/s。あくまで最低保証速度なので、通常はもっと高速でデータの読み書きをしています。
ですが、大量のデータを書き込んだ際に速度が下がることがあり、これがコマ落ちの原因になります。クラス1よりクラス3の方が、データ書き込み速度低下に対する耐性があるため、4K60フレームで撮影可能なOSMO ACTIONではクラス3が推奨されている、というわけです(違っていたら教えてください)。
一方で、小生のOSMO ACTIONは、主に自転車に乗るときのドライブレコーダーとして使用しています。その用途なら、FHDの30フレームで充分なんですよね。
更にいうと、小生のPC環境だと4K動画の編集は厳しいんです・・・
つまり、小生の使用状況だと4K動画はオーバースペックなんで、最初の数回以外は4Kでの撮影はほぼしていませんwそういう方、他にもいらっしゃるんじゃないでしょうか??
FHDでの撮影ということは、ビットレートも4Kに比べて低いので、microSDカードに求める性能も低くて良いはず。つまり、今回間違えて買っちゃったUHSスピードクラス1で大丈夫かも、というのが小生の推論です。
念のため、FHD30fと4K60fのデータを見比べてみました。ちなみにデータ速度とは映像データのみの、総ビットレートは映像+音声を合計したビットレートを示します。
FHD30fは35145kbps≒4.3MB/s、4K60fは103639kbps≒12.6MB/sという結果でした。UHSスピードクラス1(最低保証速度10MB/s)のmicroSDだと、4K60f動画だと条件が悪くなるとコマ落ち発生の危険がありますが、FHD30f程度の動画ならmicroSD由来のコマ落ち発生の危険性は、計算上はなさそうです。
実際のところ、日々の通勤ライドをFHD30fで撮影していますが、コマ落ちなどは全く見られません。おそらくフルハイビジョンレベルの撮影なら、UHSスピードクラス1のmicroSDカードで問題ないのでは、と思います。
ちなみにカタログスペック上のOSMO ACTIONの最大ビットレートは100Mbps=12.5MB/sです。
Mavic Air用microSDカードを新調しました。SanDisk microSDXC 128GB UHS-I U3 V30 | HERMITCRAB