断捨離というと大げさだけど、あるのが当たり前だと思って揃えた家具なんかを選別して、不要なものは処分したりしてます。随分前にじゅうたん(ラグマット/カーペット)を処分して床生活から椅子生活に移行しましたが、じゅうたんとセットで使ってたソファーはまだ残っています。
その昔はソファーを自宅に置くのが夢でした。ようやくソファーを買える身分になってさっそく買ったのは、窓から搬入しなければならないような大きなソファー!だって大きなソファーが夢でしたから。
ボロボロになったソファーをDIYで修理したよ! | HERMITCRAB
そんな夢のソファーも数年で合成皮革がぼろぼろになり、DIYで修理するも、今ではほとんど物置状態でした。リビングの限りあるスペースを有効利用するために、思い切って廃棄することに。
廃棄自体は自治体の大型ごみで出せば良いだけですが、問題は屋外への搬出です。お金を払って業者さんに窓から入れてもらったソファーなので、個人の力では搬出することはできません。しかもソファーは2階にあるので、窓から投げ落とすわけにも行きません。窓から搬出するためにクレーンをチャーターすると馬鹿にならないお金がかかります。悩んだ末、自力で持ち出せる程度に小さく解体することにしました。
解体はとにかく現物をよく観察することから始まります。可動部分や金属フレーム部分にはビス(ネジ)がありますので、そのビスを探してバラしていきます。
10年以上経ったソファですので樹脂製品もポロポロ崩れ、合成皮革はヒビだらけ、内部のワタからは細かいホコリが立ち上ります。マスクは必須です。
今回使った工具たち。マキタのドライバドリル DF333D をメインに、どうしてもネジが回せないところはインパクトドライバTD110Dを併用しました。カッターやハサミはフレームを覆う布を切り裂くのに使います。
小生のソファーは縦横にリクライニングできるギミック付き。リクライニング部分は金具が付いてますから、金具を外していくイメージで解体していきました。
発生するホコリはこまめに掃除機で吸い取ります。ここでもマキタのクリーナCL108FDが大活躍!
数時間かけて、運べる程度に解体できました。クッション部分などは燃やせるゴミに、金属パーツは資源回収に出して、ソファ本体は大型ごみで回収してもらいました。
ソファがなくなったことで部屋が広くなり、ソファの上に置かれがちだった物たちが自然と定位置に戻るようになりました。小生はミニマリストではありませんけど、必要ない物を持たないような考えに変わってきましたね。