きまぐれ雑記, きまぐれ雑記 > 嗜書

信長公記 – Wikipedia

織田信長の人生を題材にしたドラマが最近多い。例えば信長のシェフとか、信長協奏曲とか。小生も愛してやまない信長公は古くから小説やマンガ、果てはテレビゲームにまで登場。これまた小生が愛してやまない戦国無双シリーズでは、黒光りする南蛮甲冑を身に付け禍々しく光る刀を振り回すまさに第六天魔王といういでたちで、並み居る武将たちをばったばったと切り倒すというキャラクターであった。水曜どうでしょうでは、信長の生涯を現地に行き学ぶという企画もあった

このように小生の中の信長像は、歴史の授業で学んだ信長と面白おかしくデフォルメされた信長とがメディアミックスされている。ここで、今後も信長に親しんでいくために、信長を学び直したいなと思った次第。

IMG_2423

amazonで購入。信長公記はネットでも読めたりするけど、分量もあるしやはり印刷されたものの方が読みやすそう。信長の側近だった太田牛一による一代記であるが、小生が購入したのはもちろん現代語訳。この訳書はあまり良くないというレビュー記事を見たが、原典と比較するようなずくは小生には無いので、これでいいのだ。

IMG_2425

有名な桶狭間の戦い前夜の様子はこんな感じ。

きまぐれ雑記, きまぐれ雑記 > 嗜書

今年の高校野球は、名門校大阪桐蔭の優勝で幕を閉じ、さて困った、次に熱中するものを手配しなければ・・・という訳ではなく、以前からずっと読みたいと思って古本屋で探し回ってはいたのですがまったく見つからず、とはいって新品で買う決断もつきかねていた「麻雀放浪記」。ふと、以前にレア本の検索、購入に使っていた以下サイトのことを思い出し、検索してみた。

日本の古本屋

日本中の登録古書店の在庫を調べ、購入までできるサイトで、絶版となった図鑑や専門書などを以前購入したことがある。ここで何件かヒットしたので、思い切って購入した。

mahjong-hourouki

阿佐田哲也の名前は、中学の頃から知っていた。訳あって自宅にあった某コンピューター麻雀ゲームのタイトルに入っていた。そのゲームや、家族や友人たちとのプレイ(中学の修学旅行にカード麻雀を持ち込み徹マンしたのは今となってはいい思い出だ)によって麻雀を覚えた小生は、いつか阿佐田哲也なる人物に会ってみたいと思ったものだ。

というわけで、読んでみます。

きまぐれ雑記, きまぐれ雑記 > 嗜書

asahi.com(朝日新聞社):小松左京さんが死去 「日本沈没」「復活の日」 – おくやみ・訃報

小松左京 – Wikipedia

Sakyo Komatsu home page

もう10年来、彼の本を探しまくっています。基本的に古本屋で。旅の空で見つけた古本屋にはかかさず立ち寄っています。文化本は集めて集めて30冊超。でもまだ読んだことがない長編がいくつもあります。これからも探し続けます。彼が探し続けたものを、少しずつですがたどっていければと。

komatsu

きまぐれ雑記 > 嗜書

日本は侵略国家であったのか
アパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文募集
航空幕僚長の論文問題トピックス – Yahoo!ニュース

田母神さんってかっこいい名前ね。かっこいいというか、由緒正しいというか、霊験あらたかな名前。wikipediaを調べたのは、そのあたりの来歴というか家系のような資料があったら面白いなと思ったからだけど、残念ながらなかった。代わりに、今話題となっている論文問題の記述がどっさり。

とりあえず、アパグループのサイトに田母神さんの論文が掲載されているので、読みたい方はどうぞ。というか、そんなに読みにくくないというか、むしろ内容はすごく分かりやすく書いてる。内容の正確さはさておき。

論文を読んでみて思ったのは、まあ、そういう考え方をする人もあるだろう、ってこと。非常に国粋主義的。極右というか。

ただ、弱いところが。小生的解釈によるこの論文の論旨としては、

「日米安全保障条約により米軍は日本に駐留している。日清戦争以後の日本軍の進出も、侵略ではなく〈戦争に勝った〉ことで結んだ条約に基いた〈法的に正当な〉進出であった。それを侵略と呼ぶのは間違いである。そもそも、その時代に欧米列強の中で侵略国家でなかった国があっただろうか!?日本は進出した地域の経済的発展にも寄与した。この美しい行いが侵略とされるのは間違いだし、日本人もマインドコントロールを受けている。これは憂慮すべき事態である。」

ってことだと思う。つまり、他よりはまだマシ、って言ってるんだよね。なんというか、厨房の言葉遊びじゃないんですから、そういう論法で賞金300万と副賞として全国アパホテル巡り招待券、田母神さん、うらやましいいですな!しかも!幕僚長を解任されたことで!定年が60歳までとなり!すでに60になっていた田母神さんは定年退官となったと!なんともすばらしい、まるでたった一発打ったパチンコ球がチューリップに入り、抽選を行い、確変大当たりになっちゃったって感じ!いやいや、ヒットを打とうとして打席に入ったらデッドボールを投げられ、危険球で投手が退場となり、相手チームに控え投手がいなかったため相手が降参しちゃったって感じ?とにかく、濡れ手に粟というか、転んでもタダでは起きないというか、すばらしくアクロバティックでファンタスティックな動きですよ田母神さん。

田母神さん、今後は極右活動家として啓蒙活動がんばってくださいね。

御大を登用した自衛隊の人事関係の人、あんたは首だ。

日本の苗字7000傑というサイトで田母神さんを検索してみると、なんと7977位!人口は約1,000人とのことで、かなり珍しい苗字ですよね。ちなみに小生の苗字の順位は・・・ヒミツ♪

きまぐれ雑記 > 嗜書

太宰治 人間失格 青空文庫

中学生だった小生は、夏休みの読書感想文のネタにこの本を選んだ。それまでは、読書感想文なんか大嫌いで、いくらがんばって書いても本文そのまま、解説そのままという体たらく。けど何だろう、このときは、文字通り読書感想文が書けた。たしか、作品中の小生が感銘を受けた言葉かなんか、それに対する感想を正直に書いただけだった気がするんだけど、それが当時の国語の担任の目に止まり、先生の添削を数度受けた小生の作文はなんと町の読書感想文コンクールかなんかでかなりいい賞をもらってしまった。だからというわけではないが、その先生は、小・中・高と教えを受けた先生たちのなかで、小生の生き方、考え方に大きな影響を与えた先生のひとりだった。

前回の記事で寝本を紹介するなんて書いたからというわけではないが、「人間失格」をあらためて読んだ。もちろん、中学生のときから読んでなかったわけじゃないが、まああらためて読んでみた。内容もさることながら、当時の自分はどこに感動したのか、今の自分と読み方が違ったりするだろうか、そんなことも考えつつ。

「大庭葉蔵」と名乗る主人公は、27歳にして、26年間の「阿鼻叫喚」な人生に別れを告げ、「幸福も不幸もない」「廃人」としての人生を、これから歩んでいくんだ、と。そう結んでいる。27歳。

きまぐれ雑記 > 嗜書

いやー忙しさを理由にぶろぐの更新をサボっている今日この頃ですが、ホントは、ね。面倒だからサボっているというか、仕事から帰って、ご飯食べたりいろいろして、眠くなるまで読書したりどうでしょうを見たりしてるから更新する時間が無いっていうだけなんです。ネタは時々思いついて、メールできるタイミングなら自分の携帯やPCにメールを送ったりして、ネタは集めてはいるんですけどね。家に帰るといけません。この体たらくですから。

Biz.ID Weekly Top10:安眠のため――今宵も図鑑をぱらぱら – ITmedia Biz.ID

小生の「寝本」ってなんだろう。ITMediaの筆者は「まあまあ面白くてー、あ、でも面白すぎたらダメでー」という基準で寝本を選んでいるそうだ。小生は・・・基本的に面白い本しか読まないな。そんでもって、面白くてついつい読み進めすぎて夜更かししたりしてると、小生は小生に対してこうつぶやく。「おまえ、明日寝不足になっても知らないぞ!」と。「おまえ」とは、もちろん小生自身のこと。つまり、読書が面白くて止められない小生(以下、A)と、その体たらくを冷静に観察している小生(以下、B)とがいて、その二人がせめぎあっているのだ。ポイントとしては、お互いにお互いの考えをそれなりに理解しているってこと。Aは、面白い面白いと言いながら読書し続けつつも、いつまでも読んでいてはいけない、と、心のどこかでは思ってる。Bもまた、読書欲という名のエゴをむき出しにしているAに対して、軽蔑しつつも彼の自由奔放さにあこがれている。つまり、ジレンマ。

というわけで、ブログの小ネタとして思いついたお題は「寝る前に読んだ本を、毎日チェキラ」。つまり、小生の最近の寝本を紹介しようという自己中心的な小ネタである。
さっそく昨日の寝本、というか昨日は確か読まずに食べた、もとい、読まずに寝たのでその前。高橋留美子『るーみっくわーるど』全3巻。