自己中心的な備忘録を書いてみます。

2019-10-08きまぐれ雑記防災

今回の地震について、喉元過ぎないうちに備忘録を書いてみます。あくまで個人的な覚え書きです。政治的・政策的なことは書きません。

■長時間にわたった電源の喪失
今回の地震でもっとも想定外だったのが長時間にわたった電源の喪失でした。
小生の自宅では地震の翌日の20:30ごろにようやく電気が復旧したので、その時間まではテレビもラジオも冷蔵庫も洗濯機も、もちろん照明も作動せず、スマホの充電もできない状況でした。地震の直後からスマホのらじる★らじるをかけて情報収集していましたが、午後くらいには携帯の電波が弱くなり、スマホでの情報収集がほぼできなくなってしまいました。
考えてみると携帯電話の基地局も当然電気で動いているわけですから、停電になってしまうと基地局が稼働しなくなることは素人にも想像ができます。ともかく、スマホの電池は心もとないし、電波を掴まなくなるし、自宅のwifiも当然繋がらなくなりますから、情報を集めることがとにかく難しくなってきました。
電源の喪失は、想像以上に生活、経済に影響することを痛感しました。詳しくは書きませんが、運送会社のシャッターが開かないとか、ビルの電子ロックドアが開かないとか。マンションの立体駐車場のエレベーターが動かない、なんて話も聞きましたね。民間のコインパーキングも当然ながら営業できないので、市内中心部は路上駐車が多かったとも聞きました。

■ガス、水道
小生宅は幸いに水道はずっと出てましたし、ガスはプロパンガスです。オール電化でもないですから、お湯を沸かしたり簡単な調理はできました。ですので、食料がなくて困る!という事態は避けられましたし、備蓄していた食料や水を使うこともありませんでした。

■スマホの充電に困った!
電気が来ていないわけですから自宅での充電は当然できません。10,000mAhのモバイルバッテリーが幸いにもほぼ満充電状態でしたので、それから充電してなんとかしのぎました。地震の翌日には職場に電気が来ましたので、モバイルバッテリーの充電をさせてもらいました。

■照明
単三電池4本で点灯するランタンタイプの照明をメインに、若草号の前照灯に使っているバッテリーライトをサブの照明として運用しました。これらの電池はすべてエネループです。普段はストロボなど他の用途に使っているエネループも供出し、単3が12本、単4が6本あったので、なんとかなりました。
あと、ライブで使うペンライトとか持ってる人いるでしょ。トイレとか玄関とか、時々使う場所には固定して置いておくと便利でした。

■充電
職場で充電できた分を除くと、クルマのエンジンをかけてテレビを見つつモバイルバッテリーや携帯、エネループの充電を行いました。自宅近くに若干電波が強い場所があったので、暗闇の中運転をしてそこまで行き、充電をしながらメール、LINEの送信などを行いました。

■電話
繰り返しますが携帯電波がずっと弱い状態だったので電話がままなりません。いつもは見向きもしない公衆電話が災害時ということもあり無料で使えるようになっていたので、実家への連絡などはそれを使わせてもらいました。

■情報収集
テレビやラジオ、携帯で情報収集ができない状態が続いたので、半ドンで終わった地震当日の午後は近所を歩いていろいろ見てみました。近所のガソリンスタンドは停電で非常電源も無いため営業中止、警察署には特に情報は集まっているわけではなかったですが自販機が可動してましたし、トイレは開放しているからいつでも来て、と言われ安心しました。地下鉄は運休のため入り口のシャッターは下りた状態、コンビニはいろいろでしたが再開を待って人が並んでいる状態、スーパーやホームセンターには長蛇の列、水道局では給水の列ができていました。近所の公園は前日の台風の影響で木が倒れたりと散々な様子。高層マンションのすぐそばにはたいてい公園があり、水飲み場があったりするので、たぶんマンションの住人なのでしょう、そこで水を汲む人の姿をよく見かけました。

■信号の停電
大きな交差点では警察官が出て交通整理していましたが、それほど大きくない交差点は、クルマも人も様子を見ながら、譲り合って通行していました。

■夜の景色
信号も街灯も周囲の建物も電灯がついていないので、明るく光っているのはクルマのヘッドライトくらい。普段は無灯火が多い自転車も殆どはライトを点けたり、手に懐中電灯やスマホのライトを点けて走行していました。そらそうだ、ライトがないと足元が見えないんだもの。そのかわり、きれいな星空が見えました。

■食料のストック
尾西のご飯たくさん、栄養ゼリー的なもの、お米、水2リットル×6本、シリアル、レトルトのカレー、カップ麺、インスタントラーメン、パスタ・ソースなど。
ひとまず、慌てて買い出しに行く必要がある状況ではありませんでした。

■ガソリン給油
残量は半分くらいだったので不安がないわけではありませんでしたが、長蛇の列に並んでまで今すぐに給油する必要があるのかと考え、自重。

■偶然にも助かったことは・・・
断水しなかったこと、自宅に被害がなかったこと、そして何より、厳冬期ではなかったこと。
ガスも水道もトイレも自宅のものが使えたこと。
断水していない地域でも、高層マンションでは屋上のタンクに電気で水を汲み上げられないため水が出なくなったところはたくさんありました。

■デマ情報
災害時はデマ情報が流れます。悪意のある人や愉快犯もいれば、善意の情報提供のつもりでも思慮不足・確認不足でデマを流してしまうことも。
当日の夜明けに清田区で道路に亀裂が、という情報があって、小生は半信半疑でしたが事実でした。一方、当日の昼ころに断水情報があったようですが札幌市が明確に否定しましたね。小生の知人の知人が水道関係の人で、断水情報を聞いたのですが正確に小生には伝わらず、結局よく理解できてませんでした。こういう人が情報発信すると、誤った情報すなわちデマを流してしまうことになるのですね。つまり、信頼ある情報源から出た正確な情報でも、伝言ゲームになってしまうと背びれ尾ひれがついてデマになってしまうのです。
断水について、水道管のトラブルなど本当に断水しているのか、停電の影響で水が出ないのか。どちらかわからないとその後の対処のしようがないですよね。デマ情報の原因にもなってしまうし。

■これから必要な備え
・ラジオ。乾電池で動くやつ。
・モバイルバッテリー。容量はともかく、もう1個ほしいな。一人一つあったほうが安心。
・ランタンと懐中電灯。ランタンがもう一つあるともっと明るくなるし、懐中電灯もやっぱり一人一つあったほうが良い。
・ランタンや懐中電灯のためにエネループをあと8本くらい!
・カセットコンロとカセットボンベ!
・水袋。水を汲んでこないとならないときのために。
・いざというときに見るエマージェンシーカードみたいなもの。文字で書いてあると冷静に理解できるし、あとスマホにしか入っていない情報なんかはスマホが電池切れになると見えないしね。
・その他、備えあれば憂い無し・・・なんとかなる場面は増えるはず。

夜の国道の様子。本当にこんなに暗かった。

公衆電話。ここに来れば電話をかけられます。災害伝言板も使える。なんて重要なインフラなんでしょう。