【NIKKO NC172】プレスポに馬蹄錠を取り付けた。施錠の手間は大幅に省けたけど、新たな不安が・・・(笑)

自転車

プレスポの施錠には、ずっとワイヤー錠を使っていました。

ここ数年は、Abusのロックを使っています。金属製チェーンと切断しづらいチェーンカバーとで構成されていて、プレスポの施錠には充分な性能を持っています。

ただ難点があります。それは、毎日持ち運ばないといけないこと。出かけるときはバックパックやカバンの中に忘れず入れておかないといけません。カバンを変えたら鍵も入れ替えなければならず、常に鍵のことを気にする必要があります。

かといって、肩に掛けて持ち運ぶのは絶対イヤ!なぜなら、とっても汚そうだから!なんたってプレスポと同じく、雨ざらしですからね。シングルスピードバイクにワイヤー錠を肩にかけて乗る、というスタイルの人がよくいますけど、その錠、大丈夫ですか!!?

そしてなにより、毎日の施錠が面倒くさいんですよね。カバンを降ろして、ワイヤー錠を出して、自転車に巻きつけてロックする。解錠時も、鍵をポケットから取り出し、解錠し、ワイヤーを小さく折りたたんで鞄にしまう。雨に振られていたりしたら、雨水をたっぷり含んだワイヤー錠をカバンに入れるのも躊躇します。かといって、自転車に巻きつけておくのもあずましくないんですよね。

というわけで、自転車に常時取り付けておける馬蹄錠をプレスポにインストールすることにしました。

候補となるパーツは3種類。検討し、小生にマッチしたものを選びました。

施工例が一番多いのはこの製品を使ったものではないでしょうか。ママチャリ用の馬蹄錠とほぼ同じような構造ですが、Vブレーキ台座に専用台座を取り付け、それに馬蹄錠を固定するという構成です。

専用台座が大きく、またLOCKの文字が不釣り合いでかっこ悪いとのレビューもありますが、施錠しているぞというアピールをすることは、自転車盗難を未然に防ぐためには非常に効果的だと思います。

難があるとすれば、馬蹄錠内部のシルバーのパーツはおそらく鉄なので、時間が経つと錆びてしまわないか心配、というところでしょうか。それから、これも多くの馬蹄錠と同じですが、解錠中は鍵が抜けないこと。

こちらもVブレーキ台座に取り付ける仕組みですが、よくあるサークル型のロックではなく、ステンレス製のバーが可動する錠前型のような構造です。それなりに目立つので盗難予防効果もばっちりでしょう。そして、開錠中も鍵が抜けるので、走行時に鍵がカタカタ鳴る心配もありません。

難をいえば、この錠はしっかりしている分、結構重量があるようです。

選んだのはこちらの製品です。株式会社ニッコー(NIKKO)NC172。サークル式の錠ですが、取り付けはVブレーキ台座ではなく、シートステーに取り付けるタイプです。鍵は開錠中に抜けるタイプ。

製品案内|錠前 | 株式会社ニッコー|NIKKO CORPORATION

https://www.nikko-corporation.co.jp/data/pdf/NIKKO_Lock_Parts_Collection.pdf

ロック本体と取付金具一式、鍵は3つ付属していました。ぼかしていますがディンプル錠です。

サイドにNIKKO CORPORATIONのメーカーロゴとNC172という型番の表記あり。

鍵穴。本体にかっちり収まっており、しっかりとした印象です。

反対側にはロックするパーツが付いています。

取説はこんな感じ。

本体と取り付けパーツとでシートステーを挟み込んで固定する設計です。

重量を測っておきましょう。本体と取付金具一式で339gでした。

ちなみにAbusは349gでした。馬蹄錠を取り付ける代わりにAbusを持ち歩かなくなりますので、重量的にはほぼ変わらないということになります。

馬蹄錠を取り付ける前に現状を確認。基本的にはシートステーの裏側に取り付けるのですが、

シートステーのブリッジ部分にテールライトや泥除けステーなどを取り付けており、そのためにナットが6mm程度飛び出しています。このままでは取り付けできません。

縦100mm横100mm厚さ10mmのゴムシートをAmazonで買ってきました。このゴムシートを馬蹄錠とシートステーとの間に噛ませ、飛び出したナットを回避します。

馬蹄錠とシートステートが当たりそうな部分を考えながら、本体の形状に合わせて切り出します。

仮固定して様子を確認。お、これはいいかも!

馬蹄錠とのフィット感もまずまず。ですが、付属のボルトでは長さが足りません。10mmのゴム板をかましたので、ボルトも10mm長いものが必要になりました。

ボルト径は付属と同じM5で、10mm長い60mmのものをチョイス。錆びたら嫌なので、ステンレス製のボルトです。

購入したものはボルト全部にネジが切られていますが、まあなんとかなるでしょう。頭はプラスドライバーで回すタイプです。

ゴムシートを仮固定してみたときに、明らかにはみ出している部分があることが分かったので、カットします。

新しいボルトを使い、無事に固定できました!

ちなみにこの馬蹄錠は表面に突起などありませんので、表裏を逆に、すなわち鍵穴がこちらに来るよう取り付けすることも可能です。

ナットは締めれば締めるほどゴム板が潰れていくだけので、良いところまでトルクを掛けてよしとします。

上からみるとこんな感じ。

ゴムカバーを掛けて、施工完了。

例のナットもうまくかわせています。

ロックするときは、鍵を鍵穴に差し込んでひねりながら、反対側のレバーを動かします。つまり両手が必要になります。ロック時にも鍵が必要なのはひと手間ですが、フールプルーフ設計、すなわち鍵を持たずにロックしてしまうというヒューマンエラーを構造上回避する設計なので、良しとします。

ロック解除するときは、鍵を鍵穴に差し込んで回すだけでOK。片手のみで操作できます。

見てわかるとおり、ゴム板の下側20mmくらいはシートステーから浮いていますね。馬蹄錠の固定には用をなさない部分だと思われるので、軽量化のために切り取ってしまって良いのかも。

Abus錠を使った施錠・解錠の手間を考えると、馬蹄錠を使ったそれは遥かに時短で楽ちんです。このままワイヤー錠を手放しても良いかな・・・と思ったりもするのですが、ワイヤー錠のいいところは、いかにも鍵をかけてますという雰囲気が出るということですかね。

特に小生が購入した馬蹄錠は、デザイン的にもシンプルすぎて、鍵をかけているという感じがしないかもしれません。プロの窃盗犯には結局どんな錠でも太刀打ちできないんですが、プロはプレスポには見向きもしません。

なぜなら、スポーツ自転車としては最低ランクのプレスポを盗んでも、商売にならないから☆彡

ですので、プレスポを運用する小生が対峙すべきはプロではなく、出来心で他人の自転車に手を出してしまう素人愉快犯です。素人相手には見た目で勝負ですよね。ですので、施錠は大げさに、目立つほうが良いのです。その点、Abus錠は目立つので盗難抑止効果は抜群でした。

シンプルな馬蹄錠を導入し快適な自転車ライフを手に入れるも、そんなことを考えてもやもやしている小生なのでした。

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Posted by Hermitcrab