バッテリーが無くてもクルマのエンジンがかかる!Anker Roav ジャンプスターターProは緊急時のめちゃ強力な味方だッ!

2020-10-31ガジェット, クルマ, 工具

以前キューブのバッテリーが上がってしまったとき、小生はバッテリーを新品に交換することで対処しました。

使い古してヘタったバッテリーならともかく、新品に近いバッテリーだったとしたら、交換してしまうのは気が重いものです。またバッテリーあがりの一般的な解決法は、ほかのクルマのバッテリーを繋いでエンジンスターターに電力を供給するジャンプスタートが一般的です。そのジャンプスタートを自力で行えれば鬼に金棒!ということで、モバイルバッテリータイプのジャンプスターターを購入してみました。

小生が購入したのはこの製品。AnkerはモバイルバッテリーやUSB充電器でおなじみのメーカーですね。定価は5,999円のようですが、しばしば15%オフクーポンが出たり、タイムセールの対象になったりしています。小生は先日のプライムデーで4,799円で購入しました。

最初に言ってしまいますが、ちゃんとエンジンスタートできましたし、かなり使えるヤツでした!

↑エンジンスタートの様子を撮影しました。

詳細は続きをどうぞ!

パッケージの裏にスペックが書かれています。

Capacity(容量)8,000mAh/29.6Wh
Input(入力)5V/3A
Output(USB出力)Output1:5V/3A,9V/2A,12V/1.5A
Output2:5V2.4A
Startup Current(始動時の電流)400A
Peak Current(ピーク時の電流)800A

パッケージを開けて・・・こんつわぁー!

内容物がすべて収納できるセミハードケース付き。散らかりやすい車内に置いておくものなので、ケースが付属していると助かりますね。

ケースをパカリと開けると、まずはジャンプスターター本体とマニュアルが出てきました。

スターター本体は、かなり大きめなモバイルバッテリーという感じ。左下に方位磁石が付いています。

カタログスペックによると、サイズは161mm×84mm×33mmで、重量は378gとのこと。小生が重量を計ってみると361gでした。

本体側面のスイッチを入れると、バッテリーの残量が表示されました。購入時の残量は25%でした。ジャンプスタートをする際は50%以上の残量が必要なので、急いで充電する必要があります。

充電はUSB-C接続で可能。出力はUSB-Aが2ポートあり、出力可能電力は前述のとおり。USB-CにIN/OUTと刻印されているということは出力もできるのかもしれませんが、未検証です(マニュアルには記載なし)。

こちらが、クルマのバッテリーに接続するジャンプケーブルを接続する部分。

LEDライトも搭載していて、通常点灯のほか、点滅やSOS信号も可能。夜間のジャンプ作業時など役立ちそうです。

本体裏側にはLEDライトと、スペックシートが貼られていました。

ケース上部にはケーブルが入っていました。

ジャンプケーブルと、本体充電用のUSB-AtoCケーブルが付属。

ケーブル接続部分は非対称なので、向きを誤って差し込む心配がありません

マニュアルは各種言語で記載があり、日本語での記載もあります。

本体にケーブルを接続すると・・・ケーブルの根元にあるインジケーターのLEDが点灯し、スタート待機状態になりました・・・!

さてここまで開封の儀を行ってきましたが、ジャンプスターターは非常用設備ですので、非常時に正しく使えなければ意味がありません。また小生が購入した個体が不良品ではないか、きちんと使えるものか、何らかの方法で検証しておかなければなりません。つまり、このジャンプスターターでエンジンを始動できるか、練習も兼ねて試してみなければならないと思うのです。

ただ、小生の愛車キューブ(リンデ号という愛称が付いています)のバッテリーは元気なので、このバッテリーにジャンプスターターを接続しても意味がありません。でもわざとバッテリーを上げるのも無駄以外の何物でもない・・・ということはどうすれば良い?

ポクポクポク・・・チーン!

バッテリーを物理的に外してしまいましょう\(^o^)/

さっそく検証してみます!

今回は動画を撮影しました。

原理的にはバッテリーからケーブルを外し、そのケーブルにジャンプスターターのケーブルを接続すればよいのですけど、安全確保のために、バッテリーを取り外してしまいました。クルマやナビのメモリーが消えてしまいますが気にしない~気にしない~気にしない~~!

赤(プラス)、黒(マイナス)の順に、クランプをケーブルの金属部分に接続すると・・・かすかに通電音のような音が鳴りました。新品バッテリーを取り付けたときのように、クルマに命の火がかすかに灯ったような気配がします。

ケーブルの根本のインジケーターには16.0Vの表示が。ジャンプスターターのスタンバイOKです!ジャンプスターターを安全な位置に設置し、運転席に座って恐る恐るエンジンを指導してみると・・・

・・・!

やった!セルモーターが元気よく回ってエンジンがかかり、アイドリング状態になりました!!

バッテリーが無いのにエンジンが掛かっているという、なんとも不思議な状態のリンデ号!!

アイドリング状態のまま車から降り、ケーブルからジャンプスターターを外してみましたが、そのままアイドリング状態が続きました。ケーブルには14.1Vの表示が。バッテリーへ14.1Vの電圧が供給されている証拠です

この状態のままエンジンを切り、再度エンジンを始動しようとすると・・・当然ながらバッテリーが無いのでセルモーターは回りません。検証が終わったので、ケーブルを黒(マイナス)、赤(プラス)の順で外し、バッテリーを元に戻して、ボンネットを閉めました。

検証後のジャンプスターターの残電力インジケーターはまだ100%(75%以上残っている)表示のままでした。

ちなみにケーブルだけをクルマのバッテリーに接続すると、バッテリーの電圧を計測することができます。12.4Vですのでとても元気な状態であることがわかりました。どれだけ多機能なジャンプスターターなのでしょう・・・!ジャンプスターター、モバイルバッテリー、LEDライト、バッテリーチェッカー、方位磁石・・・これだけの機能が入って4,799円はお買い得すぎるわ♡

というわけで、検証したところ実際に有用なジャンプスターターであることがわかりました。非常設備って大抵1回きりの使い切りが多かったりしますけど、このように繰り返し使えて検証や練習もできる非常設備っていいですよね。クルマを運転する方は持っていて損はないと思います。

ところで、中身はリチウムイオン電池ですから、車内が高温になる炎天下の車内保管は注意したほうが良いかもしれません。

Amazonにはほかにもいろいろなメーカーの商品があります。どれを買っても良いと思いますが、いちどは練習してみることをおすすめします。レビューをみると不良品に当たってしまい始動できなかったという事例もありますから。

ただクルマからバッテリーを外し、ジャンプスターターを直結することは、クルマの故障の原因になるかもしれませんので、検証は自己責任でお願いします。とはいえ、ハイブリッド車でない限り大丈夫だと思いますけどね。

バッテリー取り外し時にナビなどのメモリーが消えるのが嫌な方は、メモリーを保持できるこのような商品を活用しましょう。

ジャンプスターターのバッテリーの事前充電が不要で、クルマのバッテリーにわずかに残った電力からスタート用の電力をチャージできるというコンセプトの製品もあります。事前充電が不要ということは、バッテリーのヘタリなども心配する必要がありませんし、常時蓄電していないので夏場の運用もしやすいかもしれません。

問題・・・というか小生的な不安点といえば、事前にこのスターターを使ったエンジンスタートの練習がやりにくそうなことですね。小生が行った検証方法だと、バッテリーを物理的に除去して行いますので、検証するには取り外したバッテリーからチャージし、急いで取り外してクルマのケーブルに繋いで、という素早い動作が必要になります。でもその動作をモノにすれば、例えばジャンプケーブルが届かない遠い位置のクルマに、このスターター経由で電力を供給することができるようになるかもしれません。そういう意味では、より夢のあるコンセプトの製品だと思いました。

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