【2020札幌】たくさんの生花で飾られた手水に癒やされる!花手水めぐりをしてきました。

たび旅, 写真・カメラ

新型コロナウィルス感染拡大予防のため、多くの神社で手水の使用を自粛されています。この手水に花を飾って参拝者を出迎えようという取り組みが全国的に広がっているようですけど、7月23日から26日までの期間限定で札幌市内と近郊都市の9社で「花手水めぐり」というイベントが開催されているので、全て訪れてみました。

【札幌市西区手稲区】2020年7月23日~26日は「花手水めぐり」へ。手稲神社、発寒神社などで開催 | 号外NET 札幌市西区・手稲区

開催しているのは以下の9社。

豊平神社(札幌市豊平区)  豊平神社 – 北海道神社庁のホームページ

札幌諏訪神社(札幌市東区)  諏訪神社 – 北海道神社庁のホームページ

発寒神社(札幌市西区)  発寒神社 – 北海道神社庁のホームページ   発寒神社

新琴似神社(札幌市北区)  新琴似神社 – 北海道神社庁のホームページ   札幌市北区鎮座 新琴似神社

手稲神社(札幌市手稲区)  手稲神社 – 北海道神社庁のホームページ   手稲神社

月寒神社(札幌市豊平区)  月寒神社 – 北海道神社庁のホームページ  

厚別神社(札幌市清田区)  厚別神社 – 北海道神社庁のホームページ

廣島神社(北広島市)  廣島神社 – 北海道神社庁のホームページ

錦山天満宮(江別市)  錦山天満宮 – 北海道神社庁のホームページ   錦山天満宮

それぞれの神社をGoogleマップにプロットしてみました。※スマホにAdGuardを入れている方は、小生のブログに限らず埋め込みGoogleマップが表示されませんので、各自ご対処ください!

位置関係を眺めてみると、西側に位置する新琴似、発寒、手稲は一度に行くとして、そのほかはなんとなく環状に訪問できそうです

小生はたまたま市内中心部に来ていたので、諏訪神社からスタートすることにしました。

それでは~、GoTo花手水めぐり!

■1社目:諏訪神社(札幌市東区)

諏訪神社は札幌市内中心部の大動脈、国道5号(創成川通)のすぐ脇にあります。由来は公式サイトによると以下のとおり。

明治11年信濃の国人、上島正他30余名がこの地に移住し開墾を始める。移住者の総意により、明治15年3月12日信濃国一の宮・官幣大社諏訪神社より御分霊を勧請して奉斎。明治31年2月14日内務省出願列格(無格社)。昭和9年4月19日村社に列格。この年札幌村から札幌市に編入されるにあたり、村の基本財産を以て社殿、社務所を造営。昭和20年郷社への昇格申請。昭和41年新社殿造営。同57年御鎮座百年祭斎行。平成4年御鎮座百十年祭を斎行し、社殿大屋根銅板葺替他事業を施す。平成14年御鎮座百二十年祭斎行。平成24年御鎮座百三十年祭を迎える。

https://hokkaidojinjacho.jp/%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E7%A5%9E%E7%A4%BE/

交通の要衝に面しているとは思えない、閑静な佇まいの神社です。

さっそく手水舎へ。

黄色ベースの花たちが常時流れる手水に浮かび、とても涼やか!

野趣あふれる狛犬。

神明造の社殿です。

■2社目:新琴似神社(札幌市北区)

新琴似神社は、JR学園都市線新琴似駅から徒歩数分のところにあります。由来は以下のとおり。

 明治20年5月20日、陸軍屯田兵歩兵第一大隊第三中隊が開拓使札幌本府の北方、新琴似の地に入植し、入地後ほどなく中隊本部(現在・札幌市有形文化財指定)の東方、浄泉の湧き出る四神相応の浄地を相してその社地と定め、小規模ながら、天照皇大御神・豊受大神・神武天皇の三柱の神を奉斎する神祠が営まれ、開拓の守護神として御鎮斎されたのが、新琴似神社の創祀である。明治39年5月19日、奉遷式(奥殿造築)斎行。大正2年9月21日、奉遷式(社殿御造営)斎行。大正6年3月3日、内務省より創立許可。大正14年6月30日、村社列格。同年9月11日、神饌幣帛料供進神社指定。昭和6年12月25日、社務所新築竣功。昭和28年2月27日、北海道より宗教法人(神社本庁包括)認証。昭和40年10月20日、本殿遷座祭(社殿・社務所改築)斎行。同年11月8日、奉祝臨時大祭斎行。同年11月18日、祖霊殿鎮座祭斎行。昭和60年9月15日、社務所改築竣功。平成18年9月19日、本殿遷座祭(社殿・社務所増改築)斎行。同年9月23日、祖霊殿遷座祭斎行。平成19年6月20日、御鎮座百二十周年記念大祭斎行。平成27年9月23日、祖霊殿鎮座五十年式年大祭斎行。平成29年6月5日、鎮座百三十年記念大祭斎行。

https://hokkaidojinjacho.jp/%E6%96%B0%E7%90%B4%E4%BC%BC%E7%A5%9E%E7%A4%BE/

手水はこんな感じ。

狛犬は2対。白い方は新しく奉納されたものでしょうか、オリエンタルな雰囲気です。

社殿は工事中のため全景を拝むことはできませんでしたが、ここも神明造とのことです。

■3社目:発寒神社(札幌市西区)

発寒神社は、JR函館本線発寒中央駅のすぐそばにあります。由来は以下のとおり。

安政3年(1856)蝦夷地開発の幕命を帯て、山岡精次郎主計守以下17名この地に移住、稲荷社を創建して祭祀を篤くし、北辺開明の基をひらく。明治8年(1875)、北海道屯田兵の第1陣として、32戸この地に入植されるや社運愈々興り、明治31年12月宗祖と崇められる伊勢大神宮より、豊受大神の分霊を拝賜、同32年3月神社明細帳に記載。同36年1月北海道石狩国札幌郡発寒村稲荷神社から、発寒神社と改称、北海道庁長官より認可される。尚当境内地に古代遺跡(10世紀前後)の墳墓及環状列石(ストーンサークル)がある。

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広い境内です。

シンプルな造形の狛犬です。新しそうですね。

手水はこうなっていますが、向こう側に何やら花の影が。

手水の裏側に、花を活けた花手水がありました。

この日は青系の花でいっぱいになっていました。

拝殿の手前にもう一対の狛犬が。

社殿様式としては三間流入母屋造と呼ぶ様式なのだそうです。そして拝殿の両脇にも狛犬が!

■4社目:手稲神社(札幌市手稲区)

今回の花手水めぐりではもっとも西に位置する手稲神社は、JR函館本線手稲駅と国道5号の間に位置し、手稲の街を見下ろす高台にあります。最初の3社が石狩平野のまさに平坦な地に有るのに対して、人間の生活の地(平地)とは少し距離を置いたいかにも神社らしい立地です(個人の見解です)。由来は以下のとおり。

 手稲村の移住民は札幌神社に参拝することを常としていたが、冬季・農期の参拝の不便さを感じ村中250戸にて明治29年12月26日札幌神社正式遥拝所設立を出願、翌年9月4日許可された。軽川遥拝所として崇敬されたが、村勢の高揚により同31年9月10日に神社に引き直しの儀出願、翌32年5月18日に許可され手稲神社と公称する。大正6年8月23日村社列格、昭和16年4月1日郷社列格。大正元年9月30日稲穂神社合祀、昭和47年10月8日小樽内川稲荷神社合祀、昭和48年10月13日新川神社合祀。明治37年3月28日に神社公称許可以後初の社殿御造営が行われ、昭和9年、昭和48年と過去3回社殿造営が行われ、平成21年に御鎮座110年を迎え銅板屋根葺替を始めとする殿内改修工事を行った。また社務所も昭和9年と昭和46年に加えて、御鎮座100年を記念し平成11年に現社務所を新築し、合計3度造営工事が行われた。

 昭和22年10月8日手稲山頂に手稲神社奥宮を建立した。

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社殿まで階段を登っていきます。

階段の途中に狛犬。

手水舎はこんな感じ。

マーライオン的な龍?から手水をいただきます。水は自動で出てきます。

花はここに活けられていました。緑の葉が映えますね。

社殿は神明造。手前に2対目の狛犬が鎮座してます。

由来によると、昭和22年(1947年)に手稲山の山頂に奥宮が建立され、ここに遥拝所が設けられたとのこと。

手水舎の向かいにあるせのび石で身長を計測してから、次の神社に向かいましょう。

■第5社:錦山天満宮(江別市)

前述のとおり手稲神社が花手水めぐりの最西端神社なので、次にどこに行くかは考えどころです。小生はなんとなく遠くから攻めたかったのと、手稲ICから高速道路に乗ってしまえばいいや、と考えたので、次は江別市にある錦山天満宮に行くことにしました。

錦山天満宮は江別市野幌にあります。今回の花手水巡りの9社のうち、ここだけ天満宮です。由来は以下のとおり。

明治18年、翌19年、九州各県・山口・広島・岡山・鳥取の各県から野幌屯田兵の入植により原始の密林を開拓し、入植者の「心のよりどころ」として明治22年伊勢皇大神宮から御分霊を奉斎したのが始まりである。昭和62年には御鎮座百年を迎えた。

創祀当時は「錦山神社」として野幌地域の鎮守、五穀豊穣の神として崇拝されていた。

昭和48年、九州太宰府天満宮から菅原道眞公の御分霊を奉戴し、錦山天満宮と改名して以来「天神さま」の御神徳を仰ぎ今日に至る。

平成2年には、太宰府天満宮より御神納の梅の苗木を賜り、境内には梅園が造成された。

また、受験シーズンになると、近くの中学・高校生を始め道内各地の受験生が合格祈願に訪れる。

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当初は錦山神社だったのですが、昭和48年に菅原道真公の分霊を祀って錦山天満宮と改名したとのこと。昭和48年は1972年です。結構最近ですが、そういうこともあるんですね。

参道には錦山神社の門柱も残っています。

手水舎はこんな感じ。

水道の蛇口が備え付けられていますが、取っ手が外されていました。

真ん中に竹が通され、左右で花の色合いが異なっているのと、竹の上にも飾られています。見事です。

小鳥の置物が泳いでいました。

歴史を感じさせる狛犬です。

社殿はここも神明造。

ところで神社の拝殿といえば賽銭箱と鈴が定番ですが、コロナ対策で鈴が外されているところが結構あります。残念ですが今は仕方ありません。心で鈴を鳴らし、神様にごあいさつしましょう。

錦山天満宮の境内はかなり広く、ゆったりとした時間が流れていました。

■第6社:廣島神社(北広島市)

廣島神社はご多分にもれず北広島市にあります。北広島市役所の裏側、市内を貫く輪厚川が削ったと思われる河川敷の高台にあります。由来は以下のとおり。

明治16年4月和田郁次郎が広島県から北海道へ渡航の途次、伊勢参宮をし開墾農事の成功を乞願い移住者等の守護神として御分霊を拝受し当地へ着くや清浄なる地を撰び、小祠を建て奉斎した。その後広島県からの移住者を待合せ方3尺余の仮社殿を建て奉斎し明治19年に社殿造営し、同23年には増築し御祭神2柱を増祀した。

過去に3度の社殿改築があり、現社殿は昭和55年12月に造営したものである。

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門柱には昔の住所表示が。

参道には2対の狛犬。手前(最初の写真)の狛犬の方が、台座も小さくこじんまりとした感じです。

手水舎がありました。

高低差を強調した花の盛り付けがゴージャスな感じ!

手水舎の屋根には風鈴が付けられ、やや暑い日でしたが涼やかな雰囲気を演出していました。

社殿は神明造です。

絵馬やおみくじがたくさん奉納されていました。厄落としの逆さ絵馬が目立ちます。

■第7社:厚別神社(札幌市清田区)

厚別神社と書いてあしりべつじんじゃと読み、厚別区(あつべつく)ではなく清田区にあります。清田区役所のすぐ近く、厚別川を見下ろす高台に位置しています。由来は以下のとおり。

当神社は、この地に最初に入地した長岡重治が明治7年開墾地の片隈に小祠を作り朝夕拝礼していた。開拓が進むにつれ自分だけでなく他の同僚にも詣でてもらいたいと浪岡誠一郎等に相はかり、厚別川東側(現在の旧国道)に合掌作りの社を明治18年9月に建立し、前記3柱の神霊を奉斎し五穀の豊饒と地域住民の安全を祈願したことに由来し爾来鎮守の氏神として尊崇せられるにいたった。大正6年4月、現在地に本殿遷座。昭和5年9月には公認神社に認定される。昭和21年8月、宗教法人設立。昭和45年9月5日には新社殿を御造営し落成する。

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厚別川#アシリベツとアツベツ – Wikipedia

急な階段の参道を登りきると、手水舎が見えました。

ひまわりに夏を感じます!

社殿は神明造。ところで社殿に正対している方角(北東側)が本来の参道だったかもしれません。小生は横(南東側)から入ってしまったせいか、門柱も狛犬も見つけられませんでした。

■第8社:月寒神社(札幌市豊平区)

月寒神社は国道36号のすぐ脇、地下鉄東西線月寒中央駅から徒歩数分のところにあります。すぐそばに月寒公園、そして望月寒川に面しており、とても緑豊かな立地です。鳥居はこのとおり巨大!

由来は以下のとおり。

明治33年(1900)9月7日創立、大正7年11月2日村社列格。明治17年9月札幌郡豊平町字西山通に鎮座する。

同33年9月7日北海道庁指令2307号を以て無格社西山神社と公称し創立許可。同36年10月28日、月寒神社と改称し月寒村17番地へ移転を出願する。

同37年5月24日移転許可を受ける。大正7年2月16日、月寒498番地(現所在地)へ移転許可を出願し、同年3月4日移転許可を受ける。

同年11月2日村社に列格、幣帛供進神社に指定される。昭和46年12月2日社殿、参集所、社務所御造営が竣功し現在に至る。

https://hokkaidojinjacho.jp/%E6%9C%88%E5%AF%92%E7%A5%9E%E7%A4%BE/

月寒神社の手水には特徴があります。

なんと、ハート型に水が溜まるようになっているのです

シンプルながら力強い狛犬。

社殿は神明造。

■第9社:豊平神社(札幌市豊平区)

最後に訪れたのは豊平神社です。国道36号に面し、すぐそばには豊平公園や北海道立総合体育センター「北海きたえーる」があります。由来は以下のとおり。

主祭神上毛野田道命は、崇神天皇の皇子豊城入彦命より5代目の子孫にして東北地方の守護神として厚く崇敬せられ、特に延暦年間征夷大将軍坂上田村麻呂が奥羽地方平定に向かわれた時、田道命の神霊の御加護によりてこれを平定することができ、後に今の青森県南津軽郡猿賀山に神霊を勧請して社殿を建立したもので、猿賀神社は当神社の本社に当たる。当地域は東北地方移住者多く、それゆえに故郷の氏神様をお祀りしたものである。さらに当豊平地区は開墾の途上で森林遠く連なり、これが伐採に大山祇神を祀り、開墾進み沃野美田の広がり行くにつれて倉稲魂神(稲荷大神)を合祀して豊平地区の氏神様として奉斎され現在に至った。

https://hokkaidojinjacho.jp/%E8%B1%8A%E5%B9%B3%E7%A5%9E%E7%A4%BE/

ここには年代が書いてないためwikipedia情報も載せておきましょう。

歴史
1871年(明治4年) – 阿部仁太郎が上毛野田道命の祠を建てる
1884年(明治17年) – 社殿を新築
1889年(明治22年) – 公認神社となる
1919年(大正8年)1月 – 村社となる
1943年(昭和18年) – 郷社となる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%B9%B3%E7%A5%9E%E7%A4%BE

手水舎はこんな感じ。

花、竹、そして龍。素晴らしい多様性!

豊平神社の狛犬の特徴は、赤や白で着色されているところ。まるで歌舞伎の隈取りのように映えます。

社殿は神明造。

というわけで、9社全てに参拝し、手水の写真を撮らせていただきました。手水めぐりは明日26日まで。また花手水は以上の9社以外にも取り組んでいらっしゃるそうです。GoToは事実上の自粛状態ですし、地元の再発見の旅に「花手水めぐり」はいかがでしょうか。

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