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降雨減衰
読み方:こううげんすい
【英】Rain Attenuation
降雨減衰とは、雨や雨雲のために通信電波が減衰して(微弱になって)しまう現象のことである。

降雨減衰は、雨つぶの直径が電波の波長と重なるために拡散されてしまうために発生する。電波の周波数が高いほど降雨減衰の影響は顕著となり、特に10GHz以上の電波を用いている場合に大きな影響を受ける。
降雨減衰とは (Rain Attenuation) こううげんすい: – IT用語辞典バイナリ

先日のドカ雪、すごかたデスネ。あんな日は家にこもってテレビでも、とかんかえるノガ普通の人だと思ぷのデスガ、雪の粒が衛星放送の電波を拡散させるなんて。このでじたるナ世の中にあって、お空の機嫌をうかがいながら過ごさないとならないトワ!

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5.アンテナを自前で設置する、の巻
管理会社への談判は、諸兄それぞれのやり方で執行するのがよかろう!小生が口出しすることはない!
借家住まいの諸兄が自前でアンテナを設置するとなると、ベランダなど屋外に設置する余裕のある人は室外アンテナを、そういったもののない諸兄は室内アンテナを買うことになるだろう!可能であれば、室外アンテナが望ましいことは言うまでもない!
だが小生は、やむを得ず室内アンテナを導入した。八木アンテナのDUCAという製品。縦型でスリムなデザインだ!ただし!最適な視聴ができる場所に置くことが重要だ!そのための試行錯誤は惜しんではならない!

映った!

無知な管理会社は、うちは電波事情が悪いので他所からアンテナを分けてもらってる云々言っていたが、まったくの出鱈目であったということが証明されたわけだ!もちろん、室内アンテナを購入するにあたり、小生にはいくらかの勝算はあった。まず、うちから手稲山「方向」は比較的開けているということ。次に、周囲の同じくらいの住宅やアパートでも、UHFアンテナは設置されており、ばっちり手稲山方向に向いているということ。窓際でワンセグが受信できていること。ワンセグは、平たくいえば地上デジタル放送の一部なのだ!そして、これはまあ素人の感覚の域を出ないものであるが、小生宅の周辺はどう考えても高層建造物密集地域とは思えない!という妙な確信!この家で電波が受信できないはずはない!と小生の勘はそう言い続けていたのだ!

地デジが入るようになり、NHKではデータ放送というか、画面の隅につねに天気予報アイコンが出るようになったり、他局でもいろんなサービスが行われており、そして何より画面がきれいになった。ただ、最初の数日は夢中になったものの、やはり小生、テレビはニュース以外あまり見ない。旅番組やBSの通販番組なんかは垂れ流しで見てることもあるが。スカパーにも加入するつもりはない。結局、ニュース番組がきれいになった、地デジの恩恵はその程度。でも、導入まで思わぬ抵抗にあい、自分でもびっくりするくらい夢中になってしまった。今なら、地デジが入らない!とお嘆きの諸兄に何らかのアドバイスができるかと思い、乱文したためておる次第。最後に小生宅の地デジ導入までの流れを簡単に紹介して終わることにする!

SONY KDL-32J1購入。BS・CSデジタルは良好に受信。地上デジタルはUHBのみしか入らず、番組表にもUHBしか表示されない。

いろいろ調べた結果、「アナログ放送のTVh、UHB、HTBの入りをチェックする」という方法を発見。チェックしてみると、たしかにその3局(UHF帯)のアナログの映りが悪く、UHFアンテナに問題があると確信する。

屋根のアンテナをチェック・・・しようとしたが、屋根にはBS・CSアンテナのみ。VHFとUHFのアンテナはなかった。周囲の建物を見ると、全ての家屋にV/Uアンテナが付いている。

よくよく調べてみると、建物の壁に保安器を発見。小生宅のV/Uについてはどこからかアンテナ線を引っ張ってきていることが分かった。

管理会社に連絡。アンテナがない旨質問すると、電波が弱い地域なのでアンテナを引っ張ってきている、との回答。そして「そのアンテナはアナログ停波まで設定を変えない模様、ウチからはどうしようもない」とのこと。UHFの映りだけが悪いんだから、それを直せばいいじゃないかとも思ったが、「地デジは多少電波が弱くても視聴できる」と間違ったことをぬかすような方だったので「電波が弱くても多少映るのはアナログです。地デジは電波が弱いとまったく映りません」と訂正して差し上げた。この人になにを言っても無駄だと悟り、この時点で交渉の気力もなくなり、自前でアンテナを用意する決意を固める。

普通のUHFアンテナ+ある程度の部品を買って、自分で設置した方が安上がりでしかも確実なのに!!とぼやきながら室内アンテナを購入。

いそいそと帰宅。

(゚∀゚)

でもあまり見ない(´・ω・`)

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4.室外アンテナを設置できない事情のある諸兄へ、の巻
つまるところFAQであり、Q&Aだ!
事情といっても基本的には「借家だから」ということにつきるだろう。小生宅もそうだ!無知な管理会社のおかげで、地デジは2011年まで対応しないという!まあ小生宅のアンテナ設置はお粗末そのもので説明する気にもなれないので割愛する!
複数世帯の入居しているマンションなどでは、全ての住人が地デジに対応しているわけではなかろう!よって、アナログとデジタルの送信所が異なっている場合などは、管理会社としてもデジタル方向に向けるわけにもいかない!よって、管理会社の対応としては、デジタル用のアンテナを設置するか、あるいはアナログ停波までアンテナの設定を変えない、この2通りとなるのは止むを得ないだろう!
また、周囲に高層ビルが立ち並んでいるなど電波事情の悪い地域では、別のアンテナから電波をもらってくることもある!屋根の上に上がってみよ!諸兄の屋根にUHFやVHFのアンテナがなければ十中八九それだ!保安器なる部品が建物の壁に付いていて、別の電線から何らかのケーブルが延びている場合はまさにそうだ!その場合は、別のアンテナが地デジに対応していないとどうしようもない!

諦めないのであれば、方法は二つだ!管理会社に掛け合うか、自前でアンテナを設置するか!次回を待て!

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3.アンテナを設置・設定する、の巻
前回書いたとおり、地デジ電波はUHFアンテナで受信できる!ただし、現在アンテナがアナログ電波の送信所に向いている場合、地上デジタル送信所がそれと異なっている場合は注意が必要だ!デジタル方面に向ければ地デジは受信できるがアナログの方は映りが悪くなるか、全く映らなくなる!すなわち、トレードオフということだ!
地デジ電波送信所の場所は、こちらから調べられるはずだ!あるいは、各放送局のサイトにも掲載されているかもしれない!たいていは山のてっぺんなどに送信所が設けられている!それが目視できればアンテナをそちらに向けるだけでよいが、目視できない場合は、せめて方向を合わせよ!方位磁石は必須だ!あとは同軸ケーブルを正しく配線すればOKだ!アンテナの調整をしたあとは、面倒でもその都度TV側のチャンネルのスキャン(登録)を忘れるな!これをしないと、電波が入っていても映らない場合があるぞ!
ちなみに札幌市の送信所は、アナログ・デジタルともに基本的には手稲山だ(藤野以南など別のアンテナが建っている地域もある)!つまり、アナログ→デジタルの移行に際してアンテナの向きを変える必要すらない!逆に、地デジがうまく受信できない、という諸兄は、アナログ放送のTVh、UHB、HTBの入りをチェックだ!!これらはUHF帯で放送されている!すなわち、地デジの電波と同じだ!これらの入りが悪ければ、問題はアンテナにあると考えられる!アンテナの向きや接続などを今一度チェックだ!
送信所によって放送局が異なる場合は悩みどころだ!一方の送信所に向けたままでは他方の送信所の電波を受信できないことになる!アンテナを増やすか、諦めるか、どちらかの道を選ぶしかないだろう!

送信所が同じにもかかわらず入るチャンネルと入らないチャンネルがあるという諸兄は、アンテナの微調整が必要だ!そのような場合は、電波の強さがほんの少し足りないからだと思われる!電波の受信強度が最大になるよう、微調整を繰り返せ!

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2.アンテナについて考察する、の巻
すでに地デジ環境バッチリな諸兄やweb上で検索して回答を得ることに慣れていらっしゃる諸兄におかれましては、このあとの文章は面白くないかもしれない!だが!地デジを見たいけどなにをどうしていいのか分からない諸兄は、座して読んで欲しい。かく申す小生も、地デジに関しては全くの新参者。予備知識のほとんどない状態であった。だから、諸兄の気持ちはよく分かる!決して!決してQ&AとかFAQとか書いて検索に引っかかりやすくして、ネット内での「地デジ定番サイト」なんて言われたいわけではない!毎日数万人もの人がアクセスするマンモスサイトになりたいわけではない!モニタの前の迷える諸兄の、その迷いを解消したいだけである!

諸兄が地デジを見るには、諸兄のお宅が地デジ視聴可能エリア内で地デジチューナー(内蔵テレビなど)をお持ちで、UHFアンテナが地デジ電波送信方向に向いている必要がある!
UHFとは、簡単に言えばアナログテレビの13ch~62chのことで、UHFアンテナとはそれらの放送を受信するためのアンテナのことだ!屋根の上に上がってみよ!矢印のかたちをしたアンテナがあれば、それだ!
なに?もう一つ同じ形のアンテナがあると?地域によっては、放送局ごとに送信所が異なっている場合がある!それぞれに対応するためには複数のUHFアンテナが設置されている場合がある!
なに?付いているアンテナのなかにどうみても矢印の形ではないものがあると?それはおそらくVHFアンテナだ!間違えやすいがVHSではない!VHFとは、簡単に言えばアナログテレビの1ch~12chのことで、そのアンテナはそれらを受信するためのアンテナだ!
つまり、アナログテレビを見るためにはVHFアンテナとUHFアンテナが必要だったということだ!ここで書いているchとは、電波の周波数を帯域で区別したいわゆる「物理チャンネル」のことで、リモコンのボタンのことではない!混同している諸兄は注意してほしい!
BSアンテナについては諸兄もお分かりだろう!いわゆる「パラボラアンテナ」だ!

地デジ放送は、UHF帯の電波で放送される!したがって、現在アナログUHFが満足に視聴できている諸兄は、アンテナの買い替えなどは必要ないと思われる!ここが重要だ!地デジを見るためにはアンテナを換えないといけないといわれたりしたときは、ちょっと注意をしてほしい!無知な諸兄を狙ったアンテナの押し売りかも知れぬぞ!もちろん、あまりにも老朽化していたりしているなら、この機会に新調するのも手だ!ちなみに家電量販店に行ってみれば諸兄もお気づきになると思うが、アンテナ自体は高いものではない!せいぜい3千~1万程度だ!混合器などは意外と高く、4千円くらいする!
地デジ対応にするための工事などはこれから数年間はかきいれ時と思われるため、請け負ってくれる業者もたくさん出てくることだろう!無駄な出費を抑えたい諸兄は、ご自分でアンテナを設置してみるのも手だ!工事の依頼をする場合は、見積もりをきちんともらうことだ!言葉は悪いが猫も杓子も地デジ地デジ!!無知で多忙な諸兄を狙って工事請負詐欺なんかも発生することだろう!詐欺ではなくとも、法外な工賃なんかを取られたりするかもしれない!

ではどうすればよいのか?諸兄が正しい知識を持てばよいのだ!次回以降も、書きまくるぞ!心して読んで欲しい!!

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小生宅の地デジ・・・紆余曲折ありましたが導入完了いたしました。

1.地デジを導入するか否か小一時間考える、の巻
小生、地デジは必要に迫られるまで、すなわち2011年の地上アナログの停波まで導入しないと決めていた。地デジならではの様々な情報サービスに魅力を感じないではなかったが、基本的にテレビをあまり見ない小生としては、画面がきれいになるというメリットくらいしか思いつかなかったし、悪名高いB-CAS社に組するようで小生のプリミティヴな感性がそれを拒絶していた。
今回導入したのは地デジ(もちろんBSと110度CSも)対応の液晶テレビのみで、レコーダーの類いは導入の予定はないのだが、ではなぜ、上記のように拒絶していた地デジ環境を導入することとなったのか。それをまず語らねばなるまいて。なに?んなこと聞いてないって?ぬは!ぬは!ぬはは!!甘い甘い!未だにアナログ環境のみで、デジタル導入の機会を探っているもののなかなか踏み切れないって人には、多少なりとも役に立つぞ!

小生宅、15インチのブラウン管テレビと22インチのPC用モニタがあり、日常的なテレビ視聴は15インチで、PC作業はもちろん、DVD視聴やPSゲームなんかはアップスキャンコンバーターを咬ませて22インチで行っていた。15インチはそれはそれは小型だが、だからこそ細かい粗が目立たず発色も良く、一言で言うとアナログでも十分きれいだった。22インチはダイアモンドトロンで、DVDやPS2はS端子で接続していたので、PCモニタということもあり多少暗いが画質はかなりきれいで、まあ満足していた。そして両者ともブラウン管。液晶につきものの視野角の問題や応答速度もまったく問題ない。余談だが、小生は思うに、液晶ってのはブラウン管の画質にどれだけ近づけるかがカギだと思う。その上で、省スペースであることや省エネであることとのバランスというか、トレードオフしたものが液晶の性能なのだと思っている。
そんな2台ブラウン管に10年近くお世話になっていたのだが、引越しをして広い部屋を持てたこともあり大画面液晶テレビが欲しくなったわけで、さっそく買いましたSONYのKDL-32J1のマットブラウン。別にテレビを大画面で見たいってことだけではなく、DVDやゲームはもちろん、PCのモニタとしても使えるし、まあいいかなと。結果、DVDやゲームは大画面で見られて大満足、そしてPCに蓄積されている動画なんかも大画面で見られる。これがかなり心地いいもので、アナログRGBで繋いでいるのだが基本的にモニタに映る画面と同じ。すなわち、ふだん12インチのノートなんかで見ている動画が一気に32インチで見られるということで、これは想像以上の感動ですよ。あとは・・・想定外の感動としては、画面がでかいだけに遠くからでも良く見えるってこと。例えばテレビから離れた場所で家事をこなしているときでも、大画面だからテロップなんかもよく見える。これはいいなと思った。あまつさえ、もっと早く買えばよかったなんて思っちゃったもの。

というわけで、大画面液晶テレビはうちですぐにその存在意義を確保したのだった。

そして、KDL-32J1には地上・BS・CSチューナーも搭載している。うちにはBSアンテナが付いているのでケーブルを接続するだけで見れたのだが、これがまたきれい。とはいってもきれいなのはハイビジョン番組だけなのだが、BS-hiや他社のハイビジョンなんかは、本当にタレントの毛穴まで見えるといっても大袈裟ではないくらい。まあうちのはフルハイビジョンではないのだけど、それでも15インチで見てた頃とは比べ物にならないんだな。
そうなると、比較対照とされて見劣りしてくるのが地上アナログ放送。ただでさえ画質が劣る上に32インチにまで拡大されちゃ粗が目立つこと目立つこと。うーむ。

そんでもって、アンテナのことなどいろいろ勉強していくうち、衝撃の事実が次々と明らかに!それらに対して、小生はたった一人で立ち向かっていく!戦慄の地デジレポートは次回を待て!