小生宅の地デジ・・・紆余曲折ありましたが導入完了いたしました。
1.地デジを導入するか否か小一時間考える、の巻
小生、地デジは必要に迫られるまで、すなわち2011年の地上アナログの停波まで導入しないと決めていた。地デジならではの様々な情報サービスに魅力を感じないではなかったが、基本的にテレビをあまり見ない小生としては、画面がきれいになるというメリットくらいしか思いつかなかったし、悪名高いB-CAS社に組するようで小生のプリミティヴな感性がそれを拒絶していた。
今回導入したのは地デジ(もちろんBSと110度CSも)対応の液晶テレビのみで、レコーダーの類いは導入の予定はないのだが、ではなぜ、上記のように拒絶していた地デジ環境を導入することとなったのか。それをまず語らねばなるまいて。なに?んなこと聞いてないって?ぬは!ぬは!ぬはは!!甘い甘い!未だにアナログ環境のみで、デジタル導入の機会を探っているもののなかなか踏み切れないって人には、多少なりとも役に立つぞ!
小生宅、15インチのブラウン管テレビと22インチのPC用モニタがあり、日常的なテレビ視聴は15インチで、PC作業はもちろん、DVD視聴やPSゲームなんかはアップスキャンコンバーターを咬ませて22インチで行っていた。15インチはそれはそれは小型だが、だからこそ細かい粗が目立たず発色も良く、一言で言うとアナログでも十分きれいだった。22インチはダイアモンドトロンで、DVDやPS2はS端子で接続していたので、PCモニタということもあり多少暗いが画質はかなりきれいで、まあ満足していた。そして両者ともブラウン管。液晶につきものの視野角の問題や応答速度もまったく問題ない。余談だが、小生は思うに、液晶ってのはブラウン管の画質にどれだけ近づけるかがカギだと思う。その上で、省スペースであることや省エネであることとのバランスというか、トレードオフしたものが液晶の性能なのだと思っている。
そんな2台ブラウン管に10年近くお世話になっていたのだが、引越しをして広い部屋を持てたこともあり大画面液晶テレビが欲しくなったわけで、さっそく買いましたSONYのKDL-32J1のマットブラウン。別にテレビを大画面で見たいってことだけではなく、DVDやゲームはもちろん、PCのモニタとしても使えるし、まあいいかなと。結果、DVDやゲームは大画面で見られて大満足、そしてPCに蓄積されている動画なんかも大画面で見られる。これがかなり心地いいもので、アナログRGBで繋いでいるのだが基本的にモニタに映る画面と同じ。すなわち、ふだん12インチのノートなんかで見ている動画が一気に32インチで見られるということで、これは想像以上の感動ですよ。あとは・・・想定外の感動としては、画面がでかいだけに遠くからでも良く見えるってこと。例えばテレビから離れた場所で家事をこなしているときでも、大画面だからテロップなんかもよく見える。これはいいなと思った。あまつさえ、もっと早く買えばよかったなんて思っちゃったもの。
というわけで、大画面液晶テレビはうちですぐにその存在意義を確保したのだった。
そして、KDL-32J1には地上・BS・CSチューナーも搭載している。うちにはBSアンテナが付いているのでケーブルを接続するだけで見れたのだが、これがまたきれい。とはいってもきれいなのはハイビジョン番組だけなのだが、BS-hiや他社のハイビジョンなんかは、本当にタレントの毛穴まで見えるといっても大袈裟ではないくらい。まあうちのはフルハイビジョンではないのだけど、それでも15インチで見てた頃とは比べ物にならないんだな。
そうなると、比較対照とされて見劣りしてくるのが地上アナログ放送。ただでさえ画質が劣る上に32インチにまで拡大されちゃ粗が目立つこと目立つこと。うーむ。
そんでもって、アンテナのことなどいろいろ勉強していくうち、衝撃の事実が次々と明らかに!それらに対して、小生はたった一人で立ち向かっていく!戦慄の地デジレポートは次回を待て!