音楽

NEUE MOZART-AUSGABE / DIGITAL MOZART EDITION

これはすごい!彼の全作品、しかもBärenreiterから出版されているNMA(新モーツァルト全集)のスコアが無料で閲覧できるのですよ。もっともデジタルデータといっても、スキャンした画像をそのままpdf化したものですけど。Bärenreiterの最近の楽譜はおそらくコンピュータで組版している(Finaleか?)ものなので、そのデータのpdfだったらよかったのに・・・って、それこそ出版社がつぶれちゃうか。パート譜も欲しい・・・って、そりゃ無理というか、お門違いだわなw

彼の作品はBreitkopfをはじめ多くの出版社から玉石混淆な楽譜が出版されていますけど、このBärenreiter版は通称“原典版”で知られ、彼の弟子や後世の校訂者によって改変されたであろう箇所を極力訂正した、彼が書いたそのままを目指した版なのです。原典版を採用することの是非はともかく、Bärenreiter版はモーツァルト研究の大きな推進力となっています。指揮者の中にも、Bärenreiter版を好んで使う人もいますし、職業オーケストラもBärenreiter版を仕入れているところは少なくありません。もっとも、従来の出版社の版を廃棄することはありませんけど。

ところで件のサイト、曲名などはドイツ語で書かれています。もっともケッヒェル番号で検索することもできますが・・・当然のことながら、個人的な利用に限って閲覧やプリントアウトが認められていますので、有料コンサートの楽譜として使ったり販売などしてはいけません。ちなみに当方、さっそくではありますが"Ein musikalischer Spaß"という曲のスコアをダウンロードしました。日本語では「音楽の冗談」と訳されている曲です。

ITmedia News:モーツァルト生誕250周年で全作品の楽譜をオンラインで公開

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パユに会いました。彼のフルートは素晴らしかったです。たぶんプラチナ製でしょうね。って、楽器がすごいんじゃなくて彼の演奏技術。レーザービームのように突き抜ける力強さ、それでいて無駄な雑音を極力なくした端正な音色、そんでもって彼の堂々たる風格・・・顔もいいし♪

なにやら若い頃はつっぱっていたらしいです。昔コンクールに出場したとき、ライバルたちに威圧的な態度を取ったこともあるそうな。まあ昔は昔。終演後に彼が共演者たちにシャンパンを振舞っているのを見ると、とてつもない偉人になったものだな、と。余談だが当方もいただいた。仕事疲れか、たった一杯で酔いが回ってしまった。車出勤してなくてよかった~。

全然関係ないが面白サイトをいくつか紹介。
食中毒への道 ここを読むと、食品の賞味期限に神経質になるのが馬鹿らしく思えます。
家電Watch 時々面白グッズというか、アイデア商品が紹介されてるので見逃せないです。

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ようこそバイオリニスト川畠なりみちの世界へ

先日、というか3月14日、川畠成道のヴァイオリンリサイタルに行ってきました。場所は北広島市芸術文化ホール、通称花ホール。以前仕事で行ったことはあったものの、客として来るのは初めて。川畠成道氏に会うのも初めて。
1曲目はクライスラーの『前奏曲とアレグロ』。音が出た瞬間、脳内でつぶやいた言葉、「このお人は一体!?」。薬害により視力をなくした後にヴァイオリンを始めたそうだが、その苦労は私には理解しようもない。そして、楽譜を見ることができないというハンデを抱えた彼という視点で彼を見ている自分に気づく。思うことは一つ、目が見えないのにここまでやるなんて、なんて素晴らしいお方なんだろう!!
なーんて、こんなことを考えつつ彼の評価をしようなんておこがましいったらありゃしない。別に努力をしたつもりはないんだけど、途中からはひとりのヴァイオリニストとして彼を見ていた。そうしながら感じたことは、彼は誰にも似ていないってこと。もちろん、彼にも師はいるし、師から基礎的なことを学んだであろうし、師の音楽性も吸収したであろう。でも、なんというか、天真爛漫というか、やりたい放題というか、独自の音楽性を感じた。それはもしかしたら、黙示録のごとく演奏家に迫ってくる楽譜というものを見られないことで、かえって自分なりの解釈や奏法を見つける努力をしてきた結果なのかもしれない。そのことが、彼の特異性をさらに際立たせているのだろう。もちろん、いい意味で。
前半は比較的重厚な曲を2曲、後半は小品を中心に5曲、そして、小気味のよいトークを交えながらのアンコールをなんと5曲、終演後にサイン会と、サービス満点の2時間だったのでした。

昨日は確定申告の最終受付日。今年はオンラインで申告書を作成し、プリンタで出力したものを税務署へ提出しました。予想通り税務署駐車場は大混雑、駐車場に入る車の列がずらり。そうなってることは予想してたし、天気がよかったということもあり、半分雪に埋まってた自転車を発掘し、数ヶ月ぶりに自転車に乗って税務署へ。ものの数分で提出完了。係りの人に助言をもらいながら何十分もかかって申告書を作成した去年とは大違いでした。以上、まじめな日記終わり。

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安永 徹・市野あゆみ・石坂団十郎演奏会

ホント偶然、運がいいというか、上記の演奏会のステージマネージャーをやることができました。

・・・本当は某大物?ステマネの補佐役だったのです、が、ゲネプロに立ち会い、安永さんご本人と相談しつつ椅子の位置やら立ち位置やらを打ち合わせたことから、本番でのセッティング替えも急遽任されることに。タナボタよろしく降って沸いた大役?にかなり戸惑いましたが、こんなオモシロイ事を逃す手はない! と引き受けることに。だって安永徹ですよ、安永徹。クラシックを少しでもかじったことのある日本人なら彼を知らない人はいないでしょう。もちろん私もお会いするのは初めてでした。

そして本番、kitara小ホールはお客さんが舞台のすぐそば、かなり緊張しましたがすばやく舞台転換でき、ほっとしたのもつかの間プラスαの部分が出来てないことを指摘され苦笑。休憩中の舞台転換ではほぼ完璧?(笑)トータルとしては出演者のみなさんにもそれなりにご満足いただけたようで、反省点もありますが大満足で帰宅。

とはいっても、ゲネプロ中に椅子や譜面台の位置は完璧にバミってあったし作業自体はとてつもなく簡単なのですが、自分の経験も浅い上に、彼らが気持ちよく、そして実力を十分に発揮できる環境を整えようとする気持ちばかりはやって緊張感は高まるばかり。まぁ自分一人の力で出来たわけでは全くなく、ピアノ調律師、小ホール付きの技術者たち、主催者、そして某大物?ステマネ各氏の力が合わさったものです。そういう場にいて、微力ながら力添えが出来て、そして公演が大成功に終わるという体験は何ものにも代え難い・・・? のかもしれません。うむむ!

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公演情報はこちら。ひょんなことからチケットを手に入れることができたのです。

で、第一印象。うわ、何この音。

正直、最初は仰天しました。ダイナミクスが小さいし音色も私の好みじゃない。しかも、フィリップ・ヘレヴェッへ氏の指揮もよくわからん。自分のことはとりあえず棚に上げておいて、本当にこれでいいの?って思っちゃいましたよ。

でも聴いているうちに少しずつ印象がかわってきたというか。最終的に感じたのは端正なサウンドだなと。その中でもところどころに面白い箇所があって、例えばスフォルツァンドの表現がよく考えられていました。ベト7の第1楽章128小節目のスフォルツァンド、彼らはこれを非常に丁寧に弾いていました。ティンパニはベト7では終始硬めのマレットを使用しておりからっとしたサウンドで、コントラバスを舞台奥に配置しているためか非常にまろやかでバランスの良い演奏でした。

で、終演後、彼らはkitaraのあの狭いラウンジにすし詰めになり祝賀会?らしきものを始めていました。

客は1000人程度かな。かなり空いていました。うむむ。

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物知り顔で演奏会評をするつもりはないんだけど、なかなか楽しめました。プログラムの中で私の知っている曲はプロコフィエフの古典交響曲だけでしたが、快速な第1楽章に思わずニヤリとし、第2楽章の開始音に感銘を受け、第3楽章のノリの良さに思わず身体が動き出しそうになり、爆速な第4楽章に唖然とし・・・と、とても忙しかったです。彼らは気前よくアンコールを3曲(ハンガリー民俗舞曲/バルトーク、(曲名忘れた)/武満徹、ホルベルク組曲より前奏曲/グリーグ)も聴かせてくれて、なんというか、ぶらう゛ぉ~と言いたい気分でした。
思うに、アンコールが全てを物語るんですよね。出来不出来も含めて。演奏者としても、メインプログラムが終わったあとの余力でお客さんに楽しんでもらうと考えるか、それとももう1曲やらねばならないという義務感に苛まれるかによってアンコールの出来は違ってくると思うし、それは各個人として演奏会が成功したかどうかにも影響してきますし、それはお客さんにも伝わってくるものです。そう考えるとアンコールというものは、やるかやらないかも含めて演奏会の締めであるわけです。そしてアンコールが大成功なら、それでいいんじゃないかと。そんなことを考えたりもしたものです。もちろん、メインプログラムもすばらしかったですよ。指揮者がいなくともアンサンブルはここまでできるんだ、という思いがひしひしと伝わってきた、たいへんすばらしいプログラムでした。

あんま関係ないけど。
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